ysheartの長い旅

観戦、観劇、鑑賞をきっかけに感傷に浸る旅の記録です。

#35 さよなら全力の夏の日 ~@JAM EXPO 2020-2021最終日レポート~

8月29日、横浜アリーナで3日間にわたるアイドルフェス「@JAM EXPO 2020-2021」が幕を閉じて、全力少女Rの夏のライヴも終りました。ひとつひとつが終わっていくなかで、大きな夏の季節も終わりを告げようとしています。

(このレポートは、全力少女Rについての応援レポートですが、今回は、@JAM EXPOの話も書きます)

 

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@JAM EXPO 2020-2021会場(横浜アリーナ)29日。

 

※私の気分で、このチームのことを、文章中で、「全力」とか「R」とか書いてあります(笑)。なるべく統一した表現に努めますが、そうでないときはご容赦。

 

今回の現場の記憶は、23日(月)から、28日(土)に跳びます。その日は、①昼過ぎに、江室里香さん・佐藤絵里香さんの撮影会、続いて、②③夕方の前後で、四谷LOTUSにて、不定期のワンマンのライヴ”フルスイング”シリーズの最終回に出かけました。

 

①2部:12時20分~13時20分/3部(チェキ会)13時30分~14時30分

前回、百川晴香さんの撮影会があったのと同じスタジオ。

えむ茶の撮影会参加は2回目ですが、今回は、リラックスして話しながらできました。自分にとっても進歩でありました。えむ茶の二人は、それぞれ赤・黒のドレスで夜顔をイメージ、チェキ会では私服とてもコーディネートが良かったです。

 

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撮影会会場。2部3部に参加。

 

少し早めにスタジオを出て、四谷LOTUSへ徒歩で移動。

 

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昼の部。

 

FULL Swing!!FINAL Part1 15時30分開演

【曲順】

1.嗚呼!!踊れ花吹雪

2.トキメキのHappy Beat

3.一発逆転!下克上

4.プレゼンター

5.パンパンパレード

 

1で始まると、自分が初めて全力のライヴを観た謎の記憶が揺さぶられる。勢いがつく曲。3は、流星群少女の時代からの曲(2014年)。僕が日本を離れていて孤軍奮闘していて、百晴を知らなかった頃の曲です。最後は、朝比奈夢空ちゃんも出てきて、CDシングルとしては最も新しいはずの曲。

百晴は、たくさん食べるように言ってくれました(笑)

少し時間があるので、新宿御苑の方向へ一時、移動。

 

FULL Swing!!FINAL Part2 18時30分開演

【曲順】

1.Versus X

2.生まれたてのラブソング

3.ハシャギドキ!

4.パラレルガール

5.Yes, I Can!!!

 

いつも、4は、最後に演るいちばん激しい曲のひとつというイメージですが、ここから、次に、《青春!トロピカル丸》の2014年のポップで優し気な曲で、フルスイングシリーズはフィナーレとなりました。

佐藤えり茶によると、四谷LOTUSでのライヴは、フルスイングを中心に、64回行ったとのことでした。思い入れの多いであろう会場でのライヴ(あと、早朝ライヴが1回残っていますが)、おつかれさまでした。

 

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夜の部。フルスイングの最終回。

 

8月28日のツイート(午後10時11分):【フルスイングPart1Part2。爽快感のあるFINAL、6人皆楽しそう。百晴えり茶夢空と話も楽しかった。 ①嗚呼!!踊れ花吹雪トキメキのHappy Beat一発逆転!下克上プレゼンターパンパンパレード②Versus X生まれたてのラブソングハシャギドキ!パラレルガールからのYes,I can!! 明日も全力だね。 #全力少女R

なお、この夕方の時点で、百晴について、明日のトークポートの予約が奇跡的にとれました。百晴のトークポートは前回、チャレンジして2分で完売、ふて寝しようかと思った前歴があっただけに、ほっとしました。それにしても、百晴もPart1の特典会で話していたが、@JAM EXPOの特典会がトークポートに代わるとは、です。これは直接会えないし、枠が限られていて、今回残念だった人も大勢いると思います。

 

コロナ禍のアイドルフェス。試練よのう~。

 

そして、私自身、この翌日の@JAM EXPO2020-2021に行くことをさんざん考えた末、結局、この時点で予約して、行くことに決めたのですが、全力が出演するキウイステージ(11:45~12:05)と、パイナップルステージ(19:15~19:30)のうち、キウイのほうは観られないことが確定してしまっていたと思われます・・・。

 

チケット代は11000円です。(←笑)

 

そして、翌29日の日曜日、横浜アリーナ、《@JAM EXPO 2020-2021》の会場へ。

 

この《アットジャム》は、夏の大型アイドルフェスとしては、最後の大型イベントで、私は2年前にも来て、その時は全力少女Rを観て、特典会にも参加しました。

しかし、今回は、キウイステージ11:45からの1組目である全力を観ることはかないませんでした。プライオリティチケットを事前に手に入れていた人が優先的に入場でき、キャンセル待ちの列は、1組目のライヴが終わらなければ入れないのです。

無駄なことだと思いながらも、2組目の”アップアップガールズ(仮)”を少し見ましたが、素晴らしい幅のあるステージ、悔しかったです。アプガのステージは、また迫力があって全力とは違った魅力のあるものでした。でも、この時点では、全力を見れなかった準備の足りない自分を猛省する気持ちでいっぱい。

さあ、もう夕方のパイナップルが観れなければ、マヌケな散財に終わるであろうysheart。さいわいパイナップルの全力はトリをつとめるので、プライオリティチケットの事情はキウイとは異なるけれども、キャンセル待ちの列でちゃんと入れるかどうかわかりません。

私は自分を信じません。マヌケな結末(最悪の事態)もあり得ます。

 

13時台に、無事に、人生3度目のトークポートは、百川さんと話ができました。

ウイステージをやり遂げた満足感が伝わってきます(笑)

そして、たくさん食べるように言ってくれました(笑)

 

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ミストが気持ちいい。心は、曇り空。でも晴れるだろう。

 

こちらは、さあここから、”最悪の事態”も想定したうえで、11000円に見合うだけの(←)意義ある体験にしなければなりません。指定席からメロン&ストロベリーステージのパフォーマンスを観たり(ここでは、”きゅるりんってしてみて”と"ukka"を見たが、なかなか良かった特にukka)、パイナップルステージの出場アイドルグループをなるべくたくさん観たりして、得るものを探しました。

 

パイナップルステージのキャンセル待ち列(12:35-14:35)は、14時過ぎても40人ほど、さらに、次の列(14:55-16:55)を待つ人たちもすでに40人ほど集まっており、不安だったのですが、後半、案外スムーズにはけていくのが分かって来まして。さらに、14:55からの列がキャンセル待ちを始めてからでも、その時間帯の2組目、高城れにさんが終ると一気に流れが進み、私もその列に紛れて、入場してみることができました。(トリの全力が出るのは、この次の17:15-19:30の列ですが、戻ってきてキャンセル待ち列があっても、何とかなると感じ始めました)

 

さて、その第3グループ(14:55-16:55)では、先の”きゅるりんってしてみて”から、”テラス×テラス”、”なんキニ!”、”THE ORCHESTRA TOKYO"、"Yamakatsu"、"NightOwl"を観ました。

THE ORCHESTRA TOKYO、このグループは、東新宿駅降りてすぐの式場の対バンで観て今回は2回目ですが、前回少し印象に残っていました。今回のパフォーマンスも衣装も、さらに良かったです。一人一人が違いが際立って見えて、面白く、特に、4曲中3曲目の前回もやったやつ好きです。

 

そしていったん退場からの第4グループ(17:15-19:30)では、入場してから観たものの内、

"I'mewあいみゅう)"、”手羽先センセーション”、キウイでも少し見た”アップアップガールズ(仮)”が特に良かったです。

特に、手羽先センセーションは、たしか以前、全力と2マンライヴやったこともあるグループですが、パフォーマンスの雰囲気が少し似ていて、親しみを覚えました。

アップアップガールズ(仮)は、8人ひとりひとりが個性の塊という印象、強烈に主張がガンガン伝わってくる感じ、8人全員が最高幹部というイメージ(笑)僕は特に、白い帽子をかぶっている人が面白いなあと感じて、ライヴ中、この人ばかり目で追っていました。小山星流さんという人だとわかりました。

 

そして、トリは、僕らの全力少女R!ysheartめずらしく前方まで来て、楽しく観ることができました。「嗚呼!!踊れ花吹雪」で始まったのはうれしい!そして「ハシャギドキ!」「パラレルガール」。3曲だけど、一気に駆け抜けた!

アプガの勢いが凄かったのですが、しっかりと、全力少女Rのパワーで会場内を凌駕したのはさすがでした。

 

これにて、全力の@JAMのライヴは終りましたが、ここで帰っては、私にとっては11000円じゃない(笑)ということで、指定席に戻ってみると、ももいろクローバーZの4人のステージでした。「走れ!」で涼しくて清らかでポジティヴな会場に気持ちを共有するつもりで楽しめました。

続くグランドフィナーレは、《@JAM ALLSTARS 2021》の5人、青葉ひなりさん(FES☆TIVE)、石塚汐花さん(アイドルカレッジ)、江嶋綾恵梨さん(26時のマスカレイド)、鹿目凛さん(でんぱ組.inc)、清水理子さん(虹のコンキスタドール)が前面に出て、「夢の砂~a theme of @JAM」を歌う。なお、このグランドフィナーレの際、全力少女Rからは、百川晴香さんも登場しました。

 

8月29日のツイート(午後8時7分)【#JAMEXPO パイナップルステージの #全力少女R は見届けました。踊れ花吹雪ハシャギドキパラレルガール。おつかれさまでした。 ももクロの「走れ!」観て、いま、グランドフィナーレ見ています。いったんお返しします←】

 

そしてフィナーレも幕を閉じ、3日間にわたるフェスも終了。

29日最終日開始直前に参加を決めて、ボロボロなスタートだった私でしたが、最後は無事に、ここまで来ただけの価値があったと感じられるかたちで、横浜を後にすることができました。ありがとう11000円(←)!

 

そして、その夜から明けて30日、今日まで。

全力少女Rメンバーもそれぞれに、最後の@JAMを充実したものとして記憶にとどめることができそうです。ももいろクローバーZ私立恵比寿中学にあこがれる江室さんや、廣川かのんさんのツイートも読みました。

アイドルを見るファンの目線がある一方で、アイドルには他の尊敬するアイドルを見る目線や憧れ、向上心があって、それらを含めて、大きな祭典が成り立っています。

 

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無事に3日間が終了。

 

私も夏の終わり、それらを見届け、思えば、この夏は、7月から8月終わりまで、ずっと全力との想い出になる出来事ばかりでした、それを思いながら、31日、本当に8月最後の日を迎えようとしています。コロナ禍ですが、それに負けない体験をあしあととしてのこせてるのか。ともかく、目当ての可愛い女の子たちを見てよかった、それを超える何かを見いだせたら、この夏の日々に、本当に爽やかな気持ちで、さよならを告げられるでしょう。

 

さよなら、2021年の夏の日。

 

 

p.s. 机の上の全力少女Rカレンダー、9月は、舞花さんです。