ysheartの長い旅

観戦、観劇、鑑賞をきっかけに感傷に浸る旅の記録です。

#41 全力少女R解散から1か月。

きょう10月23日で、応援していたアイドルグループ、全力少女Rが最後のライブを行って解散した日(9月23日)からちょうど1か月。過ぎるのが速いとも思えるし、だいぶ前のような感覚でもあるのですが、LAST LIVE収録のDVD(完全受注生産)が届くまでの経過は、スムーズではあったけれども、気持ち的には長く感じました。

 

10月20日午後8時13分ツイート。【19時台、無事に届いて、遠足が終わってほっとしたような気分です。感謝。 #全力少女R

 

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10月20日、LAST LIVEのDVDが無事に届いた。

 

この日の夕方、元リーダーの百川晴香さんは、横浜で、DeNA-巨人戦(巨人-DeNA戦)の始球式を務められました。次の機会には観に行きたいです。

 

さて、DVDが来て、これで前回、十分でなかった記憶の再現ができます。例えば、舞花さんのMCの記憶を完全に回復することが可能となります(笑)

今日は、ほぼ半日かけてDVDを観ました(特典も含む)。

 

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9月23日がLAST LIVEだった。

 

SEから始まって、1曲目「全力少女R!!!!!!!!」は、やっぱりこの曲が何か全力少女Rのすべてを象徴しているような、神がかっていて感慨を誘うものがあります。サビで、こぶしを上げてぐるぐる回るところが良いんです。

えり茶(佐藤絵里香)が明らかに泣くのは(笑)、次の「踊れ!!花吹雪」です。この曲は、僕の謎の記憶にて初めてライヴで観た全力の曲で、早い時期に出た曲でメンバー自身の思い入れも殊の外深いでしょう。

ところで、YouTubeの動画で、えり茶が右上の枠の写真になっているのは、品川のライヴ後の骨折事件によるのかなと思います(”品川事件”のことは、今回封入の特典DVDで、えり茶自身が話してくださっています)。

 

3曲目「ファンキートレイン」は、えり茶の番の尺まで無事に確保できたところが面白いです。それで、こういう時の百晴のえり茶への表情なども確認できるのが、DVDの良いところです。

DVDでは、これにとどまらず、大事なメンバー同士のリアクションもとらえていて、カメラワークも良いのはうれしいかぎりです。そういうこと以前に、歌声がしっかり聴き取れたり、伴奏の音、メロディ、リズムが、会場にいた時よりも聴き分けられるのがいいです。SEさえ、いつも会場で聴いている感じと違って聞こえる箇所があります。だから、ソフトもハードも、音楽と向き合う時には、どちらも欠かせません。

 

歌唱ということでもう少し言うと、かにょん(廣川かのん)とエムロン(江室里香)特にかにょんは、どの曲でも安定して聴きやすく、声量もよく伝わっていました。

【余談ですが、以下の写真は、LAST LIVEで使い切れなかったチェキ・サイン券で、実は、この2人用に購入した分でした。当日は、百晴、えり茶、舞花までで時間切れになってしまいました。】

 

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特典会で使い切れず残った。

 

話を元の位置に戻すと、

僕が2番目に好きな曲、7曲目「熱々ピンポンショー」で百晴は、”涙が出ちゃう”を”今までありがとう”に変えて歌ってくれました。8曲目「放課後!胸キュン☆スター☆」朝比奈夢空ちゃん(20日の名古屋まで候補生)呼ぶところ(優しい)、9曲目「閃光ライダー」は冒頭、流星群少女からの、まいかのんがセンターだなと、これもDVDだからこそ、それをより感慨をもって認識でき、・・・ここで、VTRへ。

 

2016年7月13日、1stシングル「全力少女R!!!!!!!!」発表。この時期、僕は、東京に移住する数か月前、という状況で、おそらく、さすがにここで全力を知るのは難しかったかと想い巡らす。でも、『ウルトラマンX』、ルイルイはこの1年半前に世に出ていた訳です。

2018年7月11日、シングル「全力センセーション」。LAST LIVEで演奏されなかったシングル曲、僕のいちばん好きな全力の曲。特典DVDでMV初めてしっかり見て、柳川みあさんのほか、安栄美音さんの姿も確認。GlitterPieceをごく短期間ですが推した者として勝手ながらお得感を感じています(笑)

VTR見て、ひとつとてもうらやましいのは、富士山の登山ですね。僕は小中学生の頃、家族と各地の登山をしたので。(今、登山を企画するアイドルそんなにいないのではと思います)

 

 

さて、10曲目「パンパンパレード」から13曲目「ウ・ナ・ギ・ノ・ボ・リ」までの後、さあ、今回最重要である、メンバーのMC。

江室さん、佐藤さんは前回レポートの通り。

舞花さんは、最初は自分だけマイクが持てなくてレッスンがつらくてみんなについていくのに必死だったけど、そんな中でも自分を見てくれて応援してくれる人がいて、一生懸命やってきてよかったと。ミーティングで眠くて百晴に叱られたと(百晴とえり茶が、そんなことあったっけ!?みたいな表情)。

 

それでここからが、特に良かった。「5年半、初期のメンバーで(途中、出入が少しあったとはいえ)走り続けてこれたのは他のグループでもなかなかないことだと思う」「全力少女Rの楽曲とかPVも残るし、(これからも聴いてほしい)」

この”楽曲も映像も残る”ということは、舞花さんは特典DVDでも仰っていますが、そういう記録を形あるものとして、後世に伝えられることを、僕はしあわせで名誉なことだと思っています。実は、そもそも、こういうLIVEの記録を残せるということも、容易でないグループも多く存在するのでは、と思うのです。

そして、記録に残せるということは、メンバーの長い期間の継続的な努力があってこそ、です。

 

かのんさんは、”同世代が見れない景色が見れた。アイドルをしていて得たものはたくさんある””自分のことに興味がなくて誰かの為に、みんなが笑顔でいてくれるのが自分にとってのしあわせ”と。

自分が今とは別の道を、他の同級生と同じ道を歩んでいたらどうだったか、というのを考えることは、自分も似たようなことは時々あります。そして、いろいろ考えて結局、自分のたどってきた道にしか自分のしあわせの手掛かりはなく、他の人と比べてそれに替えられるものではないと思いなおしたりするんです。

 

最後に、百晴。僕も、”コロナが明けたら”、というところまで、全力少女Rはつき抜けていくと思っていました。今年の6月ごろ特に、そう信じて疑わなかったのですが、解散となった以上、その、いよいよこれから、というパワーを、次に進む中で、納得いくまでやっていくことを応援します。7月初日、この勢いでやめるのは、どう考えてもおかしいと私も思いました(笑)

ここで百晴が”全心全力体当たりで”挑む大切さ”を学んだとおっしゃっているのをDVDで見て、あらためて、この3つの言葉(全心、全力、体当たり)がセットであることを認識できました。

世間では、このところ、

 

「全力で!」

 

と、誰でも言う傾向があります。が、全心全力体当たり、の覚悟まで感じさせる発言はなかなか聞く機会がありません。

言葉ばかりの時代に、

言葉だけで相手の心に信頼を与えられる可能性は、

まだ消えていないはずで。

その言葉を発する人の人間性=愛を感じ取ってこそ、人は人を信じられるし、助け合える社会になると、そう思っています。

時期が来るときは、7月解散発表の時のように唐突ではなく必然だと思えるだろう、”これからも5人を”というのも現実の人の縁というものを思って、よい言い方だと思いました。

 

そして、本編は、14曲目「ガンバレイ」から17曲目「全力ヒーロー」。アンコール3曲、ダブルアンコールにもう一度、「パンパンパレード」。「全力センセーション」はこの流れでどこかに入るのはちょっと違うかもしれませんから、まあ良いです←

 

最後に、特典DVD、メンバーのコメントは、どうして、

百晴、かのん、舞花、江室ン、えり茶の順序なのかなと、残り時間を見ながら少し思ったのですが、ともかく、最後にえり茶だったのは、正解だったと思います(笑)

※笑 と書いていますが、泣く気持ちに共感して聴く姿勢はいつも変わりませんよ。

 

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全力少女R!!!!!!!!



 

以上、この土曜日は、近所への買い物をはさんで、ほぼ終日、LAST LIVEのDVDを観て、これを書くに至りました。

本来、どこかへ行ってきてのレポートが当ブログの存在意義(自分に課した暗黙のルール)ですが、1か月前からの遠足が続いていたことをふまえて、書くことに致しました。

 

これからも、それぞれの道を、全力で進まれることを応援し、そして僕自身も全身全力体当たりで、これまでより進歩した自分で生きようと思ったのでした。

 

【今回書き残した想いは、いずれ、当ブログか、もうひとつのブログに、反映させようと思います】