ysheartの長い旅

観戦、観劇、鑑賞をきっかけに感傷に浸る旅の記録です。

#53 Bety登場、百晴飛ぶ

2022年(令和4年)1月15日(小正月)、待望の新しいアイドルグループ《Bety》が誕生しました。1月20日までに首都圏で4つのライヴステージを行い、22・23日の両日は、初の大阪名古屋遠征を実現。昨年秋の全力少女R解散から約4か月、百川晴香(以下、百晴)は無事に新局面へのソフトランディングを果たしています。私ysheartは、もともと、どこでも行く生命体ですが、首都圏での4ステージは観たものの、遠征は結局見合わせ、遠く東京から、百晴はじめメンバーの成功を祈りました。

 

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浅草花劇場。百川晴香さんのいる新アイドルグループ、Betyが初舞台を踏んだ。

1月3日から14日まで

2022年、私のアイドルの現場は、3日の新宿ReNY(《JAPANARIZM》のワンマン。この日、元全力少女Rの佐藤絵里香がデビュー)から始まりました。翌4日は渋谷伝承ホールでの対バン。元全力少女R候補生の朝比奈夢空、今田詩音らのいる《てぃあむ》が目当てでした。4日の《てぃあむ》は大変よいパフォーマンスとよい特典会で、新年のスタートを快活なものにしてくれました。私の推しの皆さんは、その勢いで、10日、地元での成人祝いの心温まる時間を過ごされたと想像します。

 

一方、3日の時点で、百晴は、15日のデビューに向けて今日から絞る、とツイートしていて、私は、引用RTのかたちで【1月14日までどんなことがあっても、15日から百晴がすべてをかっさらって行く、そんな予感がしております(笑)それはすべての良い意味で。Bety7人全員の活躍も期待して待ちます。】と述べました。

本当に少しずつ、少しずつ、少しずつ、Betyの全貌が明らかにされるなかで、SNS上では、ご自身の決意がツイートされていたりしたおかげか、待つ私としては、今か今かと、というほどの緊迫感はありませんでした―15日デビューライヴのチケット購入の瞬間(1月8日の夜でした)を除いてはw―。

 

 

そして1月15日・16日のBetyデイズ

15日が来て、浅草の会場から、Betyの時代が始まりました。浅草花劇場では対バン、夕方のYMCAスペースYホールでは、お披露目ライブ(いろいろなグループがそれぞれ単独に行う形式で、特典会は、9階の広いスペースを共同で利用)。

 

以下、それらを受けての私によるツイート(なお(くん)名義)。

先ずは、15日午後11時59分。

【祝 #Betyデビューの日!①花劇場:生まれたてのラブソングパンパンパレードシグナルチャンスの神様。②Yホール(お披露目):HeavenlySkyパンパンパレードシグナルDarling!?チャンスの神様TOKYODANCE。 全力の曲が聴ける以上の感動じわっと来る。チェキは、百晴、美来、うらら。初々しく期待大です。】

 

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浅草花劇場の対バンのタイムテーブル。1月15日。

 

明けて、16日のツイート。

①午前10時16分、百晴のLINE BLOGを読んでの感想。

【拝読しました。 デビューライブへと軌道に乗せるまで短い間でスピーディーな準備、苦労があったとは思いますが、傍目で振り返ると、とってもスムーズな新しい出発に見える、そこが凄いなと思います】

②午後5時17分、渋谷DAIAでの対バン終了後。

【2日目おつかれさまでした。 この土日はよいスタートでしたね。 ここからBetyの良さが少しずつ、少しずつ世に浸透していくといいですね。今日も、本当に、活きていて楽しいという感じが伝わってきました。それを見られて良い週末になりました。】

③午後5時26分、渋谷DAIAでのライヴの感想。

【渋谷DAIAで、#Bety 第2日。パンパンパレード、生まれたてのラブソング、シグナル、TOKYO DANCE。Betyヴァージョンの良さが昨日よりさらに感じられた。チェキは、百晴、美来、南那。早めに全員にあいさつしたいです笑】

※以上ツイート中にある絵文字は再現省略。だいたいサングラスとか静かな微笑み、サムズアップのパターンですから笑

 

15日から16日昼まで、百晴お帰り、Betyの7人デビューおめでとう!の華やかな始まりの時間を過ごしたysheartでした。

 

感想ですが。

第一に、Betyのオリジナル曲があるという認識がないので、どのような曲目が披露されるのかわからずに会場に行きました。

それだけに、まず、全力少女Rまでの系譜にある「生まれたてのラブソング」で始まったことに、本当に感極まる想いがしました。この曲は、パワフルな全力の曲中でも、かなりエモーショナルでポップな作品です。Betyの生のパフォーマンスと、生の声で、それが今、かたちあるものになった瞬間を見届けたのです。

次に、全力最後のCDシングル音源である「パンパンパレード」がBetyのヴァージョンで聴けるというのもうれしい体験でした。全力少女Rまでの楽曲が2曲以上対象になったわけだから。

浅草ラストの「チャンスの神様」も、「生まれたて・・」と両翼を成す良曲。その前に、「シグナル」は、篠崎愛さんの所属したアイドルグループ、AeLL.の曲(2012年)であり、これを百晴の系譜で演奏されるというのは新鮮でした。特典会で百晴と話した際にも、やはり、「シグナル」を披露したことには、全力の曲を引き継ぐのとは、また違った思い入れがあったように思いました。

特典会では、やっと15日デビューできたと感慨を話す百晴、それから、オーディション当初から支持していた清水美来さんと話すことができました。

 

そして、同じ日の、お披露目ライブですが、こちらでも、「Darling!?」「Heavenly Sky」といった、AeLL.の曲がカバーされたのは面白かったです。上述の《てぃあむ》や、その前身的な位置にあった《Glitter Piece》がこれらの曲を演奏するのは観ていますが、百晴のグループのほうで聴けるとは思いませんでした。

 

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Yホール。メンバーの一人、山本美羽さんへの花が飾られていた。

 

明けて16日、昨年いくつかの他グループのライヴで行ったことがある、《渋谷DAIA》にて対バン形式でのライヴ。15日のお披露目に続いて、ここでも、全力最後の新曲だった「TOKYO DANCE」。

全力ヴァージョンとは違った面白さを感じられる曲になっています。特に、間奏で、全力ではセンターで舞花さん(全力の緑の人)が拳を斜め上に挙げるところも、振付が変わっています。

振付がいくつかの曲(つまり、「パンパンパレード」など)でも変わっていることは、15日のYホールの特典会で、椿うららさんが仰っていた通りでした。「パンパンパレード」をやろうと提案されたのは、うららさんだったそうです。

因みに、この16日の特典会では、百晴、美来さんと来て、予算の関係でもう一人まであいさつできそうだったのですが、現場で短時間で頂点まで悩んだ結果、もう一人は、関口南那さんにしましたが、なかなか楽しいお話になりました。

 

大阪名古屋遠征の前に(1月20日

Bety初の遠征は、まず大阪、次に名古屋(1月22日・23日)と告知があって、今回は行かないので、その出発前の横浜(1月20日)は、仕事の疲れがなければ、帰りに寄ろうと思っていました。20日当日は、疲れを意識しないように、ysheart体内の補助パワー起動、自動歩行とセルフナヴィゲーションシステム発動により、気がついたら1000CLUBにいました。到着までの間、半ばスリープ状態で移動していました。

そういうことができるのは、天才ysheartならでは、です。←

 

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横浜1000CLUB、実は当方、初めて来た。タイムテーブル。

 

20日午後11時36分ツイート。

【仕事帰り。遠いとかの思考を止めて横浜へ。#Bety は大阪名古屋遠征の直前。HeavenlySky、チャンスの神様、Darling!?、パンパンパレード。チェキは百晴李々花りな美来の4人。これで、あいさつ回り残るは、あと1人! 話してみるとメンバーみんな良い。 大阪と私の地元名古屋盛り上げて健康大切に。】

 

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Betyである。

 

Betyの名前が。しかし、当日券だからか、無料でなくて1000円になっており、また、タイムテーブルは、SNSで見たのとは若干の変更があり、Betyの登場は、1組分遅くなりました。早いよりは良かったです。また、1000円出せないほど予算不足でなくて良かったです~。

 

今回も赤いペンライトを振って応援。前2日間のジワリと来る感動の時は過ぎて、今後のBetyのことを少し考えました。このグループがこれから飛躍していくために、どうあってほしいと、私は望むのだろう?

 

15日最初に、百晴に話した通り、”昨年あたりから対バンを見ていて、お客さんが何だかよく集まるグループは、きれいでほぼ同じ色柄の衣装を着て(ただしメンバーカラーはある)、人数が多め(7人以上)であることがほとんどだった。その時代の潮流に乗った感じがする”と、私は思っています。Betyの衣装は、白を基調にしたデザインでメンバーごとに少しずつ異なっています。容姿は、7人とも美しくて、気品が感じられますが、とてもよく似ているメンバーが少なくとも4人はいるように思えたのでした。

もちろん、顔を何度も見て、話していけば、見分けはついていくでしょう。静かで清らかに流れる水のような清涼感は、なかなか良いですが、それが、他のグループとの差異化となると、これからどう進んでいくのか、ファンの一人としてそれとなく考えるのです。

 

この日の印象も然り、百晴は本当に、アイドルがやれてうれしい楽しいという表情をしていて、声も弾んでいます。私は、百晴はリーダーでこそあれ、同じ色の他のメンバーの中で、特に突出した個性を意識することなく、Betyの一員として調和している今の印象を大切にしていくのが良いと思っています。

そして、他の6人が、それぞれの個性をそれぞれがすでに持っている状態から自分自身で引き出していくことを、私たちファンとの特典会などの機会を通して自分で考え、メンバーと話したりしながら、発見し高めていくことが理想ではないかと思います。

 

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横浜1000CLUB。今回の4人とも、良い話ができた。仕事帰りの疲れ飛ぶ。

 

20日の特典会では新たに、松居李々花さん、森崎りなさんとも話せました。

この日までに、7人中6人とすでに最低1回は話していますが、ツイート通りの感想です。最後の1人も、好い印象が残りました。この今の自然状態から、余計な世間(外界)の流行や言葉や食品、着ぐるみなど(笑 例えば、の話ですよ)に媚びることなく、成長してほしいと。自分が持っているものに気づけ、と。そう願って止みません。

 

どうしてこんなことを声高に言うのか(書くのか)というと、そうやって、むやみに、ファンじゃなくてオタクに、便乗したり媚びたりするあまり、本来の良さを忘れ始めているアイドルの人たちを、見てきているからなのです。せっかく持っていた良さが、なくなって、ただただ図々しい印象しかなくなった人、結構います。

 

私が百晴と初めて話したのは、以前も書いた通り、2019年5月の仙台市営地下鉄の終点の駅前の広場なんですが(笑)、それから今までファンでいられるのは、そういったこと含めて普通の感覚からブレないでいてくれるからです。そういうところを、他のメンバーも参考にして、使命感をもってアイドルでいてほしいと願っています。

 

私ysheartの”推し”選びの軸は、”普通・安心・安定”です(笑)。人間性重視です。そのようなわけで、近いうちに、東京都内の私の宮殿大広間において、ysheartアイドル部門緊急の理事会を招集する予定で、そこで、1月23日現在、Twitterのプロフィール欄に示していない、新しい推しグループ(それを世間にいわゆる”箱推し”というのかはちょっとわかりませんが)を決定し反映することにしています。←←

 

なお、楽曲ですが、全力少女RAeLL.問わず、Betyヴァージョンでアレンジすると行けそうな曲をたくさん再現していってほしいと思います。

 

名古屋でのライヴも終って、帰るところでしょうか。無事に、戻ってきてください。

 

 

追記(12月26日のこと)

ところで、昨年12月26日、この日は、昨年最後に百晴に会った日でした。

今月15日に再会する前に、会った日です。

都内のスタジオで撮影会が行われ、この日は、4部のチェキ会のみ参加して、年の瀬のあいさつを済ませてきたのでした。

 

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百川晴香さん撮影会。2021年終盤の会場。

16時30分開始。その5分前に、スタジオ内に聞こえていた曲は、アメリカのロックバンド、ボストン(Boston)が、1986年後半にリリースした3rdアルバムから、インストゥルメンタル曲「ザ・ローンチ/The Launch」だったので、静かな興奮を覚えました。

 

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ボストン、3rd『サード・ステージ』。

 

そうだ、出発だ。ローンチとは、麻雀の用語ではなくて、英語で”(ロケット、衛星などを)発射・起動する”という意味です。

懐かしい!僕はこのアルバムのLP(アナログレコード)と紙ジャケCDを持っており、前者は愛知の実家の保管庫”ysheart博物館”に保管してあります。いや、そんなことより、まさに、これは、百晴の新しい出発の序曲のように聞こえたのでした。

 

全長50mのウルトラマン百晴が、宇宙の大空を飛んでいく(撮影会の水着の姿で←)のを空想しましたよ。

 

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2021年の全力少女Rから2022年の百川晴香へ。カレンダーは変わる。

 

名古屋から帰って、Betyの物語は、次の章に進みますね。

 

2022年の推し事は、つづく!