ysheartの長い旅

観戦、観劇、鑑賞をきっかけに感傷に浸る旅の記録です。

#182 辻仁成 JAPANファイナルツアー!7・30を観た

辻仁成さんの日本に一時帰国後のファイナルツアーが、7日の大阪で終了したようですので、私が観てきた、7月30日東京でのライブをレポートします!

 

ヒューリックホール東京、7月30日、入場。

 

辻仁成 JAPAN ファイナルツアー

”終わりよければすべてよし”

 

主催:HOT STUFF PROMOTION

企画制作:ハッピーヘッズミュージック

協賛:シマダグループ株式会社・帝京大学 協力:Design Stories

 

ヒューリックホール東京有楽町マリオン7階)

2024年7月30日・31日・8月5日・7日

※ysheart(私)が観た日:2024年7月30日(火)18時開場/19時開演

 

01 Crossroad again

02 Strange People

03 年頃

 

ここでMC、「辻仁成解散コンサートにようこそ」と。辻さんを中心に集まったバンドの解散。「それぞれ新しい道に」行くという。軽やかで爽やかな始まりです。

この次のMCで言ったと記憶していますが、メンバーの皆さんもなかなか、「引退」に言及しないのだそうです。みんな、そしてたぶん会場のお客さんの多くも、解散や引退という時が来たのだという認識じゃないかもしれません(笑 私もです)。

 

04 故郷

05 空

06 ガラスの天井

 

MCで、パリ五輪について。話すと長くなるのでMC仕様で話されたと思うのですが(笑)「阿部詩選手の号泣したのが心に響いてます」と。

 

この件はですね、私ysheartもXでつぶやいたのですが(選手が号泣したのがどうのこうのと、いつまでもいつまでも、のんきな日本おはよう。私はあれはあれでええと思ってるけどな、とポストしたんです)、僕もよい印象で心に響きました。今回の五輪は開会式から嫌な予感がして観ないでいますが、後からの情報で、日本を応援していますので。

 

辻さんのMC、次は”ラッタッタ”という曲を。

 

07 孤独をラッタッタ

08 La Vie En Rose(ラ・ヴィ・アン・ローズ)エディット・ピアフのカバー

 

MC。あらためて前言撤回せず、これで引退であると。息子さん(Xポストなどでもお話に出てくる)に、いろいろやりすぎるから整理した方がいいよと言われたという趣旨の話。

そうしたら「音楽を真っ先に整理しちゃった(笑)」と。

 

そして、エコーズに戻るんですが、メドレーで、と。

 

09 JACK

10 GENTLE LAND

11 SOMEONE LIKE YOU

12 友情

13 Good-bye Blue Sky

14 Alone

 

15 冬の虹

16 City Lights(シティ・ライツ)

 

17 鳥の王

18 どの方角から誰が来るのか分からないから全部開いてる

 

ENC

 

19 サボテンの心

20 ZOO

 

「サボテンの心」の途中で、客席から、”予定外の人が”!

何と、加藤登紀子さんがサプライズで登場そしてご登壇。

加藤さんは、この曲をカバーしてくださった、と辻さんが紹介しました。

始まりの日だよ!」と話す加藤さんでした。

 

最後は、「ZOO」で、愛をください、と、会場全体で締めくくり。

 

僕は80年代当時、テレビでエコーズを知り、ライブの様子を観ていました。

ONE WAY RADIO」が好きになって、音楽ファンとしてだけでなく、小説家としての辻さんも応援の気持ちで見てきましたが、

今回初めてコンサートの現場で観ることができました。コロナの時期には、セーヌ川での配信ライブを観ましたよ(わたしのもうひとつのブログ、アメブロにある音楽の感想ブログで感想を書きました)。それでもこうして実際に会場に足を運んで観れるのがベストです。本当に時間を共有できているという気持ちになれるから。

 

☆☆収録アルバム☆☆(左端の数字はオリジナルアルバムのリリース順)

◆EHOES(エコーズ)◆

3 No Kidding(1986年11月)・・・01、09、11

4 Good-bye gentle land(1987年5月)・・・10、13

5 HURTS(1988年4月)・・・02、12、14

6 Dear Friend(1989年4月)・・・03、20

 

辻仁成ソロ作品◆

1 遠くの空は晴れている(1992年3月)・・・06、15、19

2 君から遠く離れて(1992年11月)・・・16、17

5 Sq.-スクエア-(1998年4月)・・・18

ベスト盤 コトノハナ-Super Best of Jinsei Tsuji-(2014年4月)・・・04

6 命の詩(2017年7月)・・・07

7 JAPANESE SOUL MAN(2022年12月)※TSUJI名義・・・05

☆☆☆☆☆

 

【バンドメンバー】Dr.kyOn(ピアノ)、山下あすか(ドラム&パーカッション)、ユン・ファソン(フリューゲルホルン、トランペット)、竹内理恵(バリトンサックス)、太田惠資(ヴァイオリン)、辻仁成(ボーカル、アコースティック・ギター

 

年齢層は、世代から現代の若い層まで。

 

最後の方で辻さん、「また路上で歌ったり(→ここで会場「おぉ~!」と)、闘いは続けるから」とMC。うれしいやはり完全な引退じゃない!根負けなさったか(笑)希望が、まだある!これがひとつの区切りだとしても。

おそらく、日本での、今を歩んでいるという目印が必要だったのだと思います、ファンの皆さんにとっても。僕自身も、こうして会場に来ることで、辻さんを応援している自分を認識できたという意義もあったと思うのです。

 

楽器と声の響きもよく、あっという間に川の流れるように進んで時間が過ぎたコンサートの夜でした。

以上、コンサートのレポートでした。

 

クリアファイルから朝の空を。

 

そういえば、あれこれ思案し邁進しているうちに、立秋(8月7日)が過ぎて、もうすぐお盆の帰省の時期を迎えますね。日本にとっては終戦に想いを馳せる時期も来ます。

今日は、長崎原爆の日ですね。政治はどうあれ、11時2分に黙とうをささげたいと思います。

 

レポートの当ブログ、長い旅からも、

残暑見舞い申し上げます。

 

長い旅 2024 つづく