10月第3日曜日、金木犀も香るようになって秋本番の静かに晴れた午後、ようやくブログ更新できました。しばらく忙しくて体調が良くなかったのです。今回は、すったもんだの末にようやく、演劇レポートを報告できます。まずは、先週スポーツの日に、中目黒キンケロ・シアターで千秋楽を迎えた『ポエム同好会』から。
Ⅰ おぶちゃ7周年記念公演「ポエム同好会」
中目黒キンケロ・シアター
2024年10月9日(水)~14日(月・祝)計10公演
※私が観た回:10月14日(月)16時開演(千穐楽)A席
【CAST】石渡真修、吉田知央、望月雅友、真野拓実、岡部直弥、
未菜、宮﨑想乃、宮越愛恵、工藤菫、彩島圭叶、鈴理、紅羽りお、
【作・演出】大部恭平
【企画・制作】おぶちゃ
【STORY】「とある高校に転校してきた関春生」が入ることになった部活は、地味でモテない「ポエム同好会」だった。「突然の廃部勧告」を受けた同好会は、存続のために、「文化祭で”何かしらの活動”をすることを迫られる」。(フライヤーから引用)
”全ての不器用たちに贈る”コメディ、とフライヤーにある通り、モテない男子ばかり。しかし、ポエムを作る時に、小さな情熱を見せる。そこには迷いがない。
たしかに、ポエムはすぐに何かの役に立つわけでなく、音楽でバンドをやったりするようにある程度将来の方向性が感じられるものでもない。けれども、そこに意味を与えようと思えば、いろいろな可能性があるかもしれません。僕は、ポエム同好会、と聞いたときに、そういう部活があったら面白そうで入るかもなと、結構真面目に思ったのですが(笑)。
高校時代ってこんなもんだった気がします。恋愛もあったんだか何だかわからない、男女ともにハチャメチャでまとまらないうちに3年間が過ぎていったというイメージが、自分の中にはあります。高校時代の頼りないところ、まさに不器用なところというのがよく表れていて、…しかし、高校時代って、先輩がたくさんいて、上の人には素直にしたがいつつ前に進めるのも、大人と違った良さだったりしたと、今だから思います。
共感できる良い芝居でした。
工藤菫さんが出演されることは知っていました。予算の関係でぎりぎりにめどが立って、千穐楽に間に合いました。女子グループの中になじんでいましたね。
面白かったので、予算に関係なく、パンフレットを買っておきました。このほか、菫さんのチェキをオンラインで買っておきましたが、こちらは17日に自宅に届きました。
Ⅱ 中目黒の記憶からの、謎の大捜索!そしてフクロウガスム
中目黒のキンケロ・シアターで観劇するのはこれが2度目で、以前は、・・・いつだったか、と調べてみると当ブログにレポートがありました。
第18話「2020年ブログ納め」(2020年12月31日)。劇団生粋旗揚げ公演「Shakespeare夏の夜の夢」、これが2020年12月の記事ですが、実際に観たのは、同年3月28日(土)とのことで、となると、今回キンケロに来たのは実に、4年半ぶり!!
ついこの間だと思っていたのにねえ。
その時は、松本ちなみさん(当時)を知っていたので、ちなみさん目当てで行ったのです。そういえば、ちなみさんの朗読劇も、そのあとで観たのだったなあと、赤坂πTOKYOでの朗読劇のレポを当ブログ内で探したのですが、・・・なぜかそのレポがない!
おかしいな、完璧に情報を記録してきたはずのysheartにこんなことありうるかなあ!
そこから、先週始まったのですよ、記録探しの大捜索が!
2024年10月16日午前0時19分Xポスト。
【今晩(昨晩)は演劇のブログ書こうと思って情報整理し始め、この劇場いつぶりだろう→あの時の役者さんとのチェキやブロマイドは何処行ったろうと考えが拡大、部屋の大捜索が始まり、コロナ前からのアイドル/役者とのチェキ約7年分の所在確認に至る。目的の物は見つかるも、ブログは後日持ち越し。Zzz】
せっかくなので、当時ブログにレポを残していなかった、2021年10月の観劇について、当時のXポストと画像を含めて3年ぶりに陽の光を当てておきます。
2021年10月28日午前0時6分。
【赤坂πTOKYO、#フクロウガスム Bチーム(10月27日)観た。朗読劇、ほとんど本に目線が行ってないのも良いですね(笑)キャストの立ち位置や動線、口パク?等面白かったです。松本ちなみさん今年は2次元で拝見したけどやはり3次元で久しぶりに観てお会いできてよかったです。千穐楽まで完走を祈ります。】
午前0時8分。ちなみさんのリプです。
【なおくん!私も嬉しかったですー(号泣の絵文字) 本当感謝!! 素敵な演出ですよね、、(笑顔とハート三つの絵文字) 明日まで両チーム全力で頑張ります!(曲げた上腕二頭筋の絵文字) 本当ありがとうございました!】
フクロウガスム 本を持ったお芝居
2021年10月21日~28日
朗読劇は、私ysheartの重要な演劇人生の要素なのに、なぜ3年前、外したのか分からない。今年、赤坂πTOKYOで木村望子さん出演の朗読劇を観た時も、外すなど到底考えになかったです。
このブログの位置付けそのものも、今の考え方と異なっていたかもしれません。
ともあれ、
日の目を見たよ!ちなみさん!←
Ⅲ 舞台「女医レイカ」2(新宿シアターモリエール)
さて、演劇に関して、前回のブログ記事以来、レポートしていなかったのは、あと1件、先月上旬に新宿で観た、舞台版「女医レイカ」2がありますので、書いておきます。
舞台 女医レイカ 2
2024年9月4日(水)~8日(日)
※私が観た回:9月6日(金)
【原作・総合監督】剣名舞【脚本・演出】小堀智仁(劇団虹色くれよん)
【主演】半井小絵
2024年9月6日午後11時32分Xポスト。
【仕事帰りシアターモリエール、当日券で。原作など予備知識なくても世界観わかり、2時間で3話(ただし伏線がある)面白かった。原作者の方が終演時あいさつ、すぐ後方に。半井小絵さんを演劇で観られるとは。お天気講座を聴講してから年月が経ったなあ。癒チーム。#女医レイカ2】
その時撮影した画像(癒チームのキャストのみなさん)を2枚Xにアップしてあります。
なお、このポストに対しては、シングルのキャストでは、半井小絵さん、湯島ちょこさん、癒チームからは、奥村元洋さん、山本リョウさん、知花美穂さん、窪田伊真さん、まついゆかさん、そして、虹色くれよん公式アカウント様から、いいね!をいただきました。ありがとうございます。
まだ書き足りない点多々あるかと思いますが、適宜、追記していく意思はあります。いま、忙しいのですみませんが、ここまで。
せっかくなので、あと少し補足しておきます。
私の中では、半井さんといえば、NHKで気象予報士として天気予報に出ていらしたときのイメージでした。それから、たしか2008~2010年ごろだったか、八丁堀の生涯教育の施設で、お天気講座を聴いたことがあるのです。そのときよっぽど勇気があれば、サインを頂けばよかったと思いますが、最後に会釈しただけです。
それから、長い年月を経て、今回偶々、半井さんが舞台で演じられているという情報を得て、かなり急だったのですが、9月6日夜の当日券を購入して観劇したというわけです。
しかし私がなぜか知らなかっただけで、あれから半井さんは演劇の世界で活躍なさっていたようですね。今回も、本当によどみのない十分な演技を見せてくださいました。
最後は写メを撮っていただき、その場のあいさつ等でバタバタしてしまい申し訳なかったですが、観に来たことは良かったと思います。私が座っていたすぐ後方に、原作者の方がいらしたようで終演時に席から会場全体にあいさつなさっていました。
今回の舞台ですが、ポストの通りで私は原作を存じ上げなかったのですが、面白い内容で構成も観やすかったです。ことさらに異常性や荒唐無稽な驚きなどに向かわないストーリーが、私はとても良かったです。観る人をその世界に引き込んで共感し、また明日から前に進める、そういうストーリーが大切にされて行くべきだと私は思っています。
以上、10月ここまでの演劇レポートでした。
今後も、発掘すべき過去のイベントがあれば、掘り起こしていきますので(←)
では、よいお芝居を!
長い旅2024 つづく