ysheartの長い旅

観戦、観劇、鑑賞をきっかけに感傷に浸る旅の記録です。

#296 調布でガメラ、ウルトラマン

映画のまち調布 シネマフェスティバル2026〉(2月6日~3月1日)開催のなか、私ysheartは、三連休の最終日、ガメラとウルトラマンを観てきました。調布市ゆかりの特撮映画を紹介する〈調布特撮大戦〉2026!

 

調布市文化会館たづくり くすのきホール

2026年2月23日(月・祝)

チケット予約:チケットぴあ

 

#調布でガメラ 2月23日

 

Ⅰ 小さき勇者たち~ガメラ~

【調布市内の映画会社・角川大映スタジオによる作品。2006年/97分】

13:00開場/13:30開演

出演:富岡涼、夏帆、津田寛治、ほか

トークゲスト:田﨑竜太(監督)、津田寛治(俳優)

 

Ⅱ 帰ってきた!調布 vs 田口清隆〈大怪獣大暴れまつり〉

【市内在住の田口監督特集企画】

16:30開場/17:00開演

①『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』(2016年/73分)

②『フェザーロン 須賀川と古の唄』(2024年/本編13分・メイキング16分)

トークゲスト:田口清隆(監督)、坂ノ上茜、百川晴香

 

調布市文化会館たづくり くすのきホールにて。2月23日

 

実は、もともと田口監督のウルトラマンの方を観る予定だったのが、チケットを買い間違えてガメラを先ず観ることになりました。特撮(とりわけ昭和の特撮)が好きなので、結果オーライ、むしろ、ガメラを観られるとは思っていなかったのでどちらも楽しみにしてきました。

 

2006年の本作は初見でした。私は昭和の大映時代のガメラを後で観た記憶があります。『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(1967)『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』(1968)『ガメラ対深海怪獣ジグラ』(1971)など。今回のガメラは、凶暴性はなく、カメがそのまま大きくなったようなかわいい顔だな。僕は今回会場にあったようなガメラが好きだが。

 

田﨑監督が仰っていたことにも関連しますが、子どもを物語のメインに描くというのは本当に大切だと思っています。最後のシーンが難しかったと仰っていました。ここで、相沢孝介(津田)が子供たちの先頭に立って大人たちの行く手を塞ぐ画になると、あたかも孝介が子供たちを扇動したかのように映るのでそうなってはいけない、と。それで、大人たちの横から孝介が入る画になっていると。だから、ここでの参事官役の田口トモロヲさんの驚いた表情がなかなか面白いですね。

 

トークでも言われたように、孝介が73年にガメラの死を目の当たりにし、結婚して妻を失っても、その孝介自身の心の描写はあまりなく、息子の相沢透(富岡)があくまでメインになって描かれています。それでも、孝介の心情が、観ている私たちに伝わるように感じられるところが、この作品の優れたところだと思いました。

 

ガメラをバックにして、フォトセッション。2月23日

 

ところで、津田さんは、喩えれば、ゴジラがビートルズなら、ガメラはローリングストーンズだと。ここ、洋楽ファンとしてとても共感できます(笑)そして、ゴジラは暴れて壊していくのが怖いのに対して、ガメラは自分が緑色の血を流して傷ついて驚かせると(笑)しかし、それだから、ガメラの作品に出られたのが光栄だった、という趣旨のことも語られました。

 

津田さんは『仮面ライダー龍騎』(2002~2003)で編集長役で出演になった話もしてくれてうれしかったです。田﨑監督は今回のトークで、津田さんが、城戸真司(龍騎に変身)に対しての先輩としての想いなど何も言葉を発するところだけでなくても作り出せる雰囲気というものを評価されていたように思います。

私自身は、2002年当時、本当につらい時期でしたが、『龍騎』を観て日々、救われていました。あれは平成ライダーシリーズで最も忘れがたい作品であります。

 

津田寛治さん、田﨑竜太監督。(フォトセッション)

 

あと、田﨑監督の話として、子役で演じた子供はいったん俳優をやめたほうがいい、というくだりは良かったです。富岡さんのお母様が傍らで大きくうなづいていた話も(笑)

演じたことで本人の中に生まれた、あるいは本来備わっている良さを育てていくには、一度、普通の社会環境に戻ったほうがいい。

 

以上、ガメラの回でした。

 

そして、次は、田口監督のウルトラマンのほうですが、『ウルトラマンX』(2015)は、百川晴香のファンになってからさかのぼってテレビシリーズの全話を観て、YouTubeで『UNFIX』(2019-)でさらに理解を深めようとしたという経緯をたどり、現在に至っています。もっとも、劇場版は、今回初めて観ました。

また、百川のファンとして『ウルトラマンオメガ』(2025-2026)第18話「バロッサの家」(百川さんはバロッサ星人ギルダ役)はほぼリアタイでちゃんと観ました(笑)。

 

山瀬アスナ役の坂ノ上さんと、高田ルイ役の百晴さんと三人のほのぼのしたトーク、とても愉しく拝見しました。

 

トークゲストに、ウルトラマンXのお三方が。2月23日

 

このあと、すかがわ特撮塾3期生による作品を視聴。

特撮のセットを作ったり撮影したりするようすは、もし僕が小学生のころ、こういうのがあったらなあと思いながら、拝見しました。

 

同時に、CGでほとんどの映像美が処理されてしまっているような今の特撮への違和感をあらためて思いましたよ。

こういう現場の面白さは、やはり昭和の特撮とそれを引き継ぐ今の限られた作品でなければわからない。

監督が、ウルトラマンと戦隊にそれがあったが、戦隊も最近なくなってウルトラマンの現場だけになったみたいな話をされていましたが、そのウルトラマンでさえ、CGが多用されていて、質感が昭和や平成の途中までとはかなり変わった印象ですよね。

 

余談ですが、今年に入って『仮面ライダーゼッツ』と『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』を観たのですが、もうね、その画面は私が思う特撮ではない。アクションではなく、加工です。

 

すかがわの中高生たちは、良い経験をされましたね。

その感動を忘れずに未来へ持ち続けてもらいたいと願っています。

 

 

 

以上、特撮映画のレポートでした。

坂ノ上茜さん、田口清隆監督、百川晴香さん。(フォトセッション)2月23日

花粉症のシーズンが来てしまいました。私には最もつらい時期です。落ち着かず忘れっぽくなって、怒りっぽくもなる。平常心でこれ以上書くのは無理なので、訂正箇所があれば、シーズン終了後に、やりますので←

 

そんな状態の自分ですが、非情にも時は止まることなく進み、あと2日で、このブログは、開設から6年が過ぎようとしています・・・!

 

長い旅2026

つづく