6月最初の日曜日は、途中雲行きが怪しくなってのち、本格的な雨降りになりました。午前中は、身辺雑事をこなし、消防設備点検に立ち会って(そのために久しぶりに部屋の大掃除をして)、静かに過ごしていましたが、午後はそんな雨の中、西新井のホールへ行きました。
2024年6月2日(日)
開場14時30分
開演15時
会場:ギャラクシティ 西新井文化ホール(東京都足立区)
入場無料
ゲスト:ザ・アーリーヌードルズ
司会:木曽さんちゅう
審査員:
芦沢和則さん:尚美ミュージックカレッジ専門学校 プロミュージシャン学科講師
時東ぁみさん:タレント
諸岡ケンジさん:東京自由学院 学院長
石川浩司さん:元たま
GORIさん:元BACK-ON ベースギター
L伊賀保夫さん:ライオンズクラブ国際協会330-A地区元ガバナー
L橋本初雄さん:東京足立中央ライオンズクラブ
演奏(エントリー順、高校名、バンド名)
1 上野高等学校(軽音楽部)、オフロスキー
2 向丘高等学校(軽音楽部)、W(ワット)
3 足立西高等学校(軽音楽部)、まつぼっくり
4 足立高等学校(音楽村)、アクセント
5 足立東高等学校(音楽館)、MARY(マリー)
6 足立新田高等学校(軽音楽部)、Maverick※体調不良により不参加
時東ぁみさんを久しぶりに拝見したくて行きました(笑)
昨晩インスタグラムで知り、地元の高校生の音楽イベントであるということは把握してから西新井に来ました。
実は私、20代のころ1年ほど足立区に住んでいたことがあったのですが、西新井の文化ホールは初訪問です。私の足立区時代は私の黒歴史の一部ではありますが(本当に混とんとして酷い時期であり、その足立区時代を最後に、いったん首都圏生活にピリオドを打って、故郷の愛知県に帰ることになったのです)、住んでいた場所には、何か特別な想い(何か良いことを期待するというか、ともかく体験を共有したいという想い)がよぎるのですね。
そのようなわけで、時東さんだけでない、何かを得たい気持ちがわきました。
入場無料、これも魅力です(←)。
軽音楽部というと、僕自身はジャズフュージョン系の音楽を想起するのですが、ポップスやロック系のバンド演奏を5組の高校生のバンドで、しかも、どれもオリジナル曲で(素晴らしい創作力を感じた!)聴きました。
僕も高校時代にこんなバンドが組める学校の空気があったらよかったのになあと思いました。
そして同時に、高校生たちの演奏や楽しそうな様子を見て、足立区のイメージが良いものに上書きされるかのようでした。かりにも一時生活した場所ですから。そこに住む人々が健全で、純粋に夢をもって輝いて生きている、そういう足立区であってもらいたいと、思うのです。
輝くと言えば、最後の時東ぁみさんのあいさつで、自分も(アイドル歌手として)輝かせてもらえる仕事をしていたが、(今回エントリーの高校生のみんなは)自ら輝きを放っている。その輝きをもったまま、これからの人生も進んでいてほしい、みたいな話をされたと記憶しています。
そうですね、実際に、この高校生の中のどれくらいの人たちが、プロのミュージシャンの道へ進んでいくのかはわからないけど、今を輝いて生きることが必ず糧(かて)になる、何か壁に当たったときにそれを破る力になる、と思います。
ところで、5組続けて演奏を披露し終えて、私ysheartの印象では、4番目と5番目が1位、2位になるのでは、と予想しましたが、実際その結果になりました。ライオンズクラブからの審査員さんのあいさつによれば、この二組のどちらが優勝かについて、4対3で意見が分かれたとのことでしたね。
4組目の「アクセント」の演奏が終わって、ああこれで決まりかなと思ったら、5組目の「MARY」が、インパクトのある活気ある表現と、良質の音楽演奏を見せてくれて、ああこれは分からないぞ、と思いました。
この二組以外だと、トップバッターの上野が続く感じかなと思っていたらそのような結果になったのでした。
ともかく、五組とも、楽しそうで良い演奏会になりました。
そうだ、最後の審査員のあいさつで、元「たま」の石川浩司さんも相変わらずの白のランニングシャツのいでたちで、よい話をしてくださいました。
沼のような音楽にでも共鳴してくれる者たちがそこここにいるだろう、という趣旨の話。そう、「さよなら人類」で紅白に出場されたのでした。
私は、そのころ、川崎製鉄のCMを千葉県で生活している時期に見ました。たまの4人が出演されていたのです。強烈なインパクトのあるバンドでしたよ。
因みに、川崎製鉄のCMでは、「オゾンのダンス」が印象的でした。
今回出場のみなさんとは、音楽的にかなり異なりますが、そういう人たちが世に出て、紅白に出るほどになった話は、今後も、今日いた高校生たちの心の隅に何かを残したでしょう。
最後に、ゲストのザ・アーリーヌードルズのリーダーは、濱口優さんだったのか!!と驚きました、あの濱口さんなのに、途中まで気がつかず、なんかしっかりした安心感のある方だなと思っていたら(←)。
結局、時東ぁみさんとお話できる時間はありませんでしたが、かつては、出演されたお芝居を観たり、映画のイベントで参加された際にお話しできたり、たしか代々木公園のイベントでもお話しできたし、DVDの感想もブログに書いたりと、私けっこう、ファンとして諸々、お世話になったものです(時系列がどうだったか記憶が未整理ですが)。
また、どこかでお会いできるといいなと思いながら、会場を後にしたysheartでした。
今日、演奏した高校生のこれからの活躍を応援しています!
長い旅2024 つづく