小児がん治療支援チャリティーライヴを、東京国際フォーラムで観ました。私は、楽器演奏者とボーカルの融合したユニット、シーオンをめあてで、確実に見届けるために、有給休暇をとってきましたよ。
LIVE EMPOWER CHILDREN 2024
Supported by 第一生命保険
東京国際フォーラム ホールA
2024年2月15日(木)
17時開場・18時開演
東京国際フォーラムホールAでライブを観るのは久しぶりになったが、そういうスケールで、シーオンの5人の演奏を観られるのは感慨深いです。
(前回ホールAに来たのは、2021年11月、キング・クリムゾン来日公演以来かもしれません)
そして、座席は、1階の比較的前方しかも真ん中あたり。最高の位置。
神様、たまには良い思いをさせてくれるものだ。
日本工学院ミュージックカレッジ(オープニングアクト)のダンスパフォーマンス、MALILさんの2曲披露(シューティングアクト)を経て、18時開演。MCの天野ひろゆきさん、熊谷実帆さん登場。
1組目は、SAM・ETSU・CHIHARU・DJ KOO from TRF。TRFといえば5人でしたが、YU-KIさん以外の4人の方が、子どもたちとのダンスを披露。
若い世代にセンセーションを起こした当時(「BOY MEETS GIRL」をヒットさせた1994年ごろ)もかっこよかったですが、子どもたちを慈善的に指導する活動で、もっと新しい世代に夢を与える推し事をなさっている姿は、もっとかっこよくて素晴らしい光景でした。
さて、次が早くも、僕らのシーオン(C;ON)5人が登場!
あああああ、有給休暇とっておいてよかった本当に(笑)
僕は、この日のセットリストは、14組のアーティスト出場、18時開演であれば、1組あたり2曲程度ではないか、と予想。
シーオンの場合、勢いよくジャジーな要素高めで、あいさつ代わり的な曲なら、普段のこと考えれば「Last Order」ではないか、もう1曲は、もしシーオンファン以外のポップスファンにアピールするなら「Now or Never」ではないか、と予想していたのですが、
まさに、その通りの2曲で来ました。
私1本のペンライトを赤(愛佳ちゃんのカラー)から始めて、黄色(杏実さん)多めに、しかし、紫(栞音さん)、ピンク(聖奈さん)、緑(佳子ぽんぴ)すべてに切り替えて振りましたが、そっちが目的にならないように、繊細にステージを見るほうに比重を置きました。
いちばん印象的だったのは、「Now or Never」の時の愛佳ちゃんが、客席左右に、手を向けて歌う、最後のサビの手前のパート。
シーオンが来たのだ、そして、より多くのみんなのもとへ、この音楽よ、
とどけ!
そういう情熱を放散するかのような、かっこよさでした。
そうだ、もうすでに、メジャーのステップは、LINE CUBEを前に始まっているのだ。
しかし、さすが7年間ならしてきた5人ですから、演奏自体、いつも通りの安定したものだったと感じます。私は音楽好きとしてシーオンの応援できること誇りに思いました。
さて、3組目は、ピコ太郎ですが、
これまでブログレポしてませんでしたが、2017年に日本武道館でライブを観たことがあるのです。当時DVDも買って視聴したほど、気に入っていたので、あれ以来か。サングラスの歌、懐かしい(笑)
新曲には今回初お披露目のもあって、相変わらず短い曲でしたが(笑)、創作意欲が続いているのを尊敬します。BUDDiiSのみなさん、サンリオピューロランドからクロミちゃんと、マイメロディ、とのコラボで、新しいPPAPを披露。
やっぱりPPAP観ないとね。この曲のピコ太郎のダンスは、他の曲と比較にならない優れたものがあると思います(笑)
4組目は、FRUITS ZIPPER。レコード大賞で最優秀新人賞をとる前に、もっと現場で観ておけばよかった、そう思える躍進果たしたアイドルグループ。鎮西鈴々歌さんは、2019年に映画『青春カレイドスコープ「夏色のマフラー」』で観て知っておりました。
この日の曲は、「ハピチョコ」「わたしの一番かわいいところ」の2曲。
ふるっぱーの特徴的な、可愛いパフォーマンスでした。
5組目、大原櫻子さんは、何度かテレビやライブで観たかもしれませんが、今回はしっかり歌唱を観て、高らかに歌い上げる姿が、昭和でいうと渡辺真知子さんみたいだと少し思いました。声の特徴は違うとしても、歌う姿勢というものを感じる。楽曲も特に1曲目「明日も」(2013)が良かったですが、コロナ禍でつくった曲という2曲目も良かったです。
さっき調べて分かったのですが、私と誕生日同じ感動(←笑それでって話ですね;)。
すみません記事の文字数が壮絶になるので、ここから巻いていきます・・。
6組目は、moumoonのお二人が、「虹」「Sunshine Girl」(→これ聞いたことある)穏やかなポップス2曲。7組目は、BUDDiiS、ここで会場内多くの女性ファンで盛り上がる。
小児がん関連の協賛されるグループのご紹介の後、
8組目、やっぱりすごい会場ヒートアップした。東京スカパラダイスオーケストラ。
どこかのフェスで観たことあるかもしれません。それ以前に、僕が彼らを知ったのは、1990年4月に出た曲「MONSTER ROCK」、なんかバイト情報誌のCMで観た記憶があり、それがなんかやけに怖かった思い出がある、それが最初です(笑)
で、翌年の曲「ホールインワン」は、ビールか何かのCM曲だったかな、これはクセになりそうな面白い感じがしました。
だから、彼らのほぼデビュー時から耳にはしていたし、ライブでも観たかもしれない人たちですね。
ともかく、この日も、理屈抜きで盛り上がれる感じ。ともかく、中腰姿勢で立ちました。ファンでないと、彼らのお決まりのパフォはわからないので、少し客観的な姿勢ではありましたが、楽しかったです。
いろんな世代が混ざって今の音楽吹き鳴らしているさまが絶景だな(笑)
9組目、きゃりーぱみゅぱみゅ!
「にんじゃりばんばん」(2013)の次は、大好きな大好きな「ファッションモンスター」(2012)!!
かつて私ysheartは、きゃりーぱみゅぱみゅ大好きで、かなり大きなライブも観に行った時期があるのです。感動が思い出された。久しぶりに観れてよかったわ。
「ファッションモンスター」って、イギリスでも結構、評判良かった曲だと、動画で知った記憶があります。この曲、本当に、きゃりーの作品の中でも群を抜いて素晴らしい。
10組目、Da-iCEは、面白いコントみたいなMCのあと、「スターマイン」披露。
11組目、FANTASTICSが「CHOO CHOO TRAIN」演ってくれたのは、世代的に気持ち高まった。駆け出して飛び乗る、のところの振付、好きで、この日もよーく見ていました。
女性ファンのみなさんの応援、この2組の時、勢いハンパなかったです。
12組目は、踊らないけど(笑)、ゴスペラーズ、いいハーモニーで落ち着きます。「ひとり」「星屑の街」1994年デビューで、そうか、もう30年になるんですね。継続は力ですよね、そして時間の流れは早い。
日本の男性グループって重要です。末永く存在して音楽を支えて行ってほしいものですね。昔は、ダークダックス、ボニージャックスとか(勿論、私の生前から存在していたコーラスグループ)当たり前のようにいた人たちも旅立っていきますから。いなくなっていき、その価値が稀有なものだと知らされるわけです。
13組目、倖田來未さんは、キューティーハニーとか、め組のひとなど、楽しいダンスチューンで魅せてくれて面白かったし、巻いていくように言われたけど話させてとMCもしてくれました。そう、たしかに、このイベント、そろそろ、おそらく予定されていた時間をオーバーしていたのでは、と思っていました。
この時の3人のダンサーさんも素敵でした。
そして、最後は、石井竜也さん登場で、「浪漫飛行」のミディアムヴァージョン?の次は、NHKみんなのうたのために、お父さんやお母さんと歌える歌をと思って”作ったのー”(笑)ということで「君がいること」。石井さんらしい、ユーモア随所で見せてくれました(ハンガーかけてあったのそのまま着てきたんかい;)。僕はそういえば、石井さんのライブ案外観たことなかったかなあと、ふりかえっていました。これは、ちゃんと観ておかねば、と中腰で見ました。
・・・さっきからどうして中腰かというと、私が完全に立って(←キングダークか俺は)後ろの人の視界をあからさまに遮るのが恐かったので。
しかし、フィナーレで、今日の出場者全員登場、「My Hero~奇跡の唄~」を歌うときには、そんなこと気にせず、立ち上がって見届けました。シーオンの栞音さんと愛佳ちゃんも1コーラス目、2コーラス目にそれぞれ担当パートを歌いました。
(このとき、ペンライトは、赤色だけにしましたが、ペンライトよりも歌唱を観るのに集中したかったからです)
この曲の前に、作詞した、つんく♂さんのビデオメッセージがありましたが、作曲されたのは、昨年亡くなった坂本龍一さんだったのです。
21時半過ぎに終演。
久しぶりのアーティストも含めた、音楽的にも充実したよいイベントでした。
シーオン5人も、おつかれさまでした。
大きな舞台、大きな仕事でしたね。
【出演者、五十音順】
C;ON
BUDDiiS
ピコ太郎
FRUITS ZIPPER
SHOOTING ACT: MALIL
LINE UP SPACIAL: つんく♂
LINE UP MC: 天野ひろゆき、熊谷実帆
では、また。
長い旅2024 つづく