ysheartの長い旅

観戦、観劇、鑑賞をきっかけに感傷に浸る旅の記録です。

#142 みおんずバースデー2024

ダンスとアコースティックな音とボーカルが融合した表現者美音(みおん)ちゃんの生誕ライブに行ってきました。

 

御茶ノ水KAKADO。1月21日。

 

Mion's Birthday Live~21歳になります~

バンドセット

1月21日(日)

御茶ノ水KAKADO

17:45開場

18:15開演

19:45終演

19:55~21:10物販

 

きょう1月22日(月)、21歳のお誕生日を迎えた美音ちゃんが、前日21日(日)にバンドセットでライブをしました。この会場《御茶ノ水KAKADO》は、もともと、美音ちゃんが、自分がライブするのに良い雰囲気のライブスペースをご自身で探して見つけてきた場所でした。早いもので、これが美音のライブの場所として3回目、出席率の高い私ysheartがここに来るのも3回目なのです。

 

バンドメンバーは、ステージに向かって左から右へ、植村カンナさん(キーボード)、カワブチコウタさん(ベース)、和田陸さん(ギター)、zonitaさん(ドラムス)の4名様です(そういえば、3名様、っていう言葉でライヴMC中、美音ちゃんがツボっていたのを思い出しますw)。お名前の表記は、Xの名義にならいましたので、正式な名称がある場合ご容赦願います(音楽関係者様方の詳細はわからないため)。

 

開演前。1月21日。

 

以下、セットリスト。店内に入ってすぐ、関係者様のものとして置いてあった紙のセトリを偶然目にしたので、そこで超能力「ysheartスーパーアイ!」・・・をもってしても記憶はできませんでした←。よって、自分のこれまでの知識と現場の記憶力でタイトルを記しました。それでもわからない曲は、後で美音ちゃん本人に聞いたら全曲確認できました。ありがとう。

 

1 SPOTLIGHT

2 インパーフェクト

3 ここで息をして

 

MC。

ここまでカバー曲でしたが、すでに、黒のぴしっとした衣装がかっこいいし、バンドの音に美音の声が乗って、メジャーなアーティストの空間になっている感覚に浸ることができました。ここに向けて全力を投入してきたことがすごい瞬間を生み出しています。

 

4 線香花火

5 My dream

6 星空へ・・・

 

MC。

オリジナル曲3曲。「星空へ」の後の点々は、(アンダーバーの位置にあるような点々じゃなく)真ん中に書く点々である、というこだわり、わかります(笑)

それで、ここに僕が記した点々も多分、違うと思うんですよ(笑)1ますに1点でなくて、本当は、1ますに3点のほうだと、僕ぁ勝手に思っているんですが、このブログの仕様ではなぜか表記できないのです。

 

美音。1月21日。

 

ところで、この4、5について、僕は特典会で「『線香花火』『Mydream』をバンドの演奏でやるとあのようになったのが感慨があった。」と美音に話しました。

あの2曲を聴いて以来、僕の心の中にいつもあったことなのです。どういったアレンジがこれら2曲にとってより輝かしいのか、自分で何度も空想しておりました。今回、バンドがその一つの答えを示してくれました。

例えば「線香花火」は、和田さんがギターをじゃーんじゃーんと鳴らして曲を前に進めました。一般にある線香花火の消え落ちるイメージとは違う宇宙のスケールを与えられたように思いました。が、まだこれはいろいろに変わりうるのでしょう。

 

ごめんね話長くなって次レポ続けます(-- ;)←w

 

7 FAKE LOVE/

8 LIFEメーカー

9 愛をくらえ

10 Time goes by

 

MC。

ここまでカバー4曲。私、カバー曲は誰の曲か歌詞もざっとですが、そういうことも、曲名知った後でちゃんと調べて確認しております。eillさん、ACE COLLECTIONさん、Superflyさん、など。Every Little Thingさんのこの曲、1998年頃の作品だから、美音ちゃん誕生以前ですね。ここまで遡るとは思わなかったな。時間軸が伸びるのはうれしいことです。

 

11 Story

12 愛をこめて花束を

 

MC。

お兄様が京都から駆けつけ、以上2曲デュエット実現でしたが、前2回の生誕でも観た兄妹デュエットも、お兄様が就職決まったことで、一応これが最後になりそうな感じのMCでした。お母様も感涙であったようです。AIさんとSuperflyさんのカバー。

 

13 life goes on

14 rain

15 BLUE ROSE

 

MC。

ラスト3曲は、オリジナル曲。僕の好きな「life goes on」は、ここでも、冒険的でプログレッシブ、透明感のある音の世界が良かったです。まず、歌唱で引っ張れることが素晴らしい―ダンスで視覚的に彩るのも面白い―。ギター中心にベース、ドラムス、キーボードがその世界を広げてイマジネーションを駆り立ててくれます。

これが、80年代洋楽が好きな自分の感覚だと、キーボードというか、シンセサイザーがもっと音を重ねてくるわけですが、無理は言いますまい(ーー )/(←笑)

 

動画撮影OKのコーナーでした。この間にカメラ、スマホ扱っているうちにカメラのパーツが紛失した気がします。そのくらい、記念碑的な締めくくりでした。

 

90分のライブ、見事でした。

20代の序章から大きな飛躍を遂げていくことを応援します。

 

美音。21歳前日。進化する表現。

 

特典会で僕は、まず、誕生日間近の人に「誕生日おめでとう」と言われ、自分も今月だったことを思い出し再確認できました。

あけおめは先日の路上ライブで、誕生日おめは、今回と、贅沢なあいさつができました。

 

その後、和田陸さんがごあいさつにお声かけてくださったので、少し話ができました。

正確な再現ではありませんが、「life goes on」は、何かこれを作る、というよりも、その時思った流れのまま作ってあのようになった、という趣旨のお話をしてくださったと記憶しております。また、アコースティックギターで出だしを演奏したいところだが今日は(エレキギターと2台ではなく)エレキのみでの演奏となった、と。

僕はその時ボキャブラリーが足りなかったですが、それでも、「プログレッシブなところが良い」とか(←どんだけプログレが好きなんだ;)「ロックオペラ的な」のが好きであるという感想をお伝えできました。

 

楽しく知的な音楽のひとときをありがとうございました。

 

御茶ノ水。1月21日17時過ぎ。

 

 

ところで、せっかくなので、美音の路上ライブのことも、付記しておきましょう。

今月は、7日(日)が美音始めであり(美音もライブ始めだったと思う)、次は14日(日)、いずれも、北千住でした。

私ysheartは、美音in北千住は、この2回と、昨年1回で、これまで計3回観ました。

 

まず、あけおめとなった7日(日)、

およそ1時間40分、フルで観ましたが、なにしろ、いろいろな人が立ち止まって聴いてくれたり、大騒ぎで来た若い集団の何人かが止まって静かに聴いていたりと、人の往来が起伏に富んだライブでした。

 

美音と見物客のやりとりもおのずから多様になり、選曲の幅も広がっていたようでした。あいみょんの「ハルノヒ」は歌詞に北千住が出てきますが、それも歌ってくれました。

 

北千住駅。1月7日。

 

何を歌おうか、という段になって、プログレ馬鹿の男=ワシが(笑)「life goes on」をリクエスト(提案)して、美音は歌ってくれたのですが、この曲たしかに、ダンスのパートで長い箇所があるので、ダンスをしない路上ライブで聴く時には、ある種の技術が必要な気がします。

自己紹介やビラ配りを交えて、たくさんの観客を集めようとする局面で力を持つ曲になるだろう、そう私は想像し、希望を託したいと思う次第であります。

 

 

”LIFE GOES ON"GOES ON AND ON AND ON...

 

 

14日(日)は、私ysheartは映画の完成披露上映会と舞台挨拶を観てから、北千住に向かい途中参加となりました。

 

1月14日午後11時50分ポスト。

美音ちゃんの、 20時半頃から聴けたのは、 オリジナル曲のBLUE ROSE、miletAimer幾田りら「おもかげ」、 とた「紡ぐ」、桑田佳祐白い恋人達」、eill「SPOTLIGHT」等。 寒い中おつかれさまでした。 北千住に幸あれ。

 

少ない時でも16人、多い時だと22人は、そこにいて、前回よりも路上ライブの安定度が増していました。

投げ銭入れてくれて、ビラもらう人も連なって、よかったと思います。

 

ここで私の話をしますと、実は、20世紀の終わりに近いころ、私は約1年、足立区内に住んでいたことがあるのです。ただ、あの頃は、北千住まで出てくる頻度はさほどでもなく、その後も、駅西口のシアター1010に演劇を観に来たことがあるくらいでした。

が、今回、美音ちゃんが路上ライブをしてくれたおかげで、北千住の東口西口の両側の街を散策したり、マルイのロゴを反転させると、1010ではないか!!!と発見できたりして(笑)、むしろ、自分の人生の破片でしかなかった足立区在住の時代を、少し人間的で温かい時空へと上書きされた様な気がします。

 

人生どこで何が好転するかわかりません。

 

みおんず物販。

 

以上、2024年最初の美音レポートでした。

ごきげんよう

 

2024年長い旅 つづく