最近は北千住で歌っていることが多いボーカリスト・美音(みおん)さんのライブレポートです。
Ⅰ 六本木リアルディーバス
先週の火曜日の夕方、私ysheartは午後の有給休暇をとって、六本木に来ました。
夜の喧騒、というイメージの六本木にはいろいろなお店があり、初めてだと尚更、緊張するのですが、今回の「REAL DIVA'S」は入ると安心の雰囲気でして、美音さんが迎えてくれました。
ウェブサイトで今月のラインナップなど見ても、例えば、杉真理(すぎ・まさみち)さんがライブをなさるような雰囲気のお店だということでしょう(12日金曜にトークライブがあったもよう。杉さんといえば「バカンスはいつも雨(レイン)」がすぐに浮かぶよ(・▽・)/)。
1フード1ドリンク制。じゃこのピザとカシオレを所望。
19時30分から、今回は、男性のギターデュオ、かりんとうが登場。
かりんとうは、ムーチョと、イワチャンの2人。インストゥルメンタル曲が基本らしい。今年で結成15周年とのこと、しかし私は、初めて知り、聴くのも初ですみません。帰った後で、公式サイトを見て、演奏された曲名も確認いたしました。
以下、セットリストである刮目(かつもく)せよ。←
1 How Deep Is Your Love(愛はきらめきの中に)
BEE GEES(ビー・ジーズ)の1977年のヒット曲(全米1位)。
2 Can't Buy Me Love(キャント・バイ・ミー・ラヴ)
THE BEATLES(ビートルズ)の1964年のヒット曲。
3 Armando's Rhumba(アルマンドのルンバ)
Chick Corea(チック・コリア、1941-2021)の曲。
そしてここからは、かりんとうのオリジナル曲。
4 Pizza
この日自分が食べていたピザがピッツァな感じでぱりっとしている表面も美味しかったです。
5 Rain
6 ひらひら
7 Flame
1部が終了。
抹茶の寒天を所望。
2部は、引き続き、かりんとうのオリジナル曲。
8 ダンデライオン
ここ数日、天気がいい空の下、たんぽぽが咲いているのを見ると、イワチャンがMCで”コンクリート突き破って来るんだぜ”と言っていたのが思い出され、草花の生命力の不思議さを想います。
9 きぬなり
まだ1コーラス作ったのみ、しかしボーカル有り、という曲なかなか良かった。タイトルの表記は、ひらがな、カタカナ、漢字、まだ決めてないと。
さあ!
ここで、さっき「1曲(の予定)から3曲(歌わせてもらうこと)になった」と話してくれたように、3曲歌で参加できることになった、美音ちゃんが登場。
ここからまず、2曲、ボーカルで参加。
10 One more time, One more chance
山崎まさよしの曲。新海誠監督のアニメ映画『秒速5センチメートル』(2007)主題歌などで知られるが、美音ちゃんは当時はそれを知らず、後でこの曲を知って、よい曲だと思ったとのこと。
11 BLUE ROSE
美音ちゃんのオリジナル曲。無限大の可能性、を意味している。
美音さん、ここでいったん退却。かりんとう2人のステージ再開!
12 若者のすべて
フジファブリックの曲。
僕がライブで初めてフジファブリックを観たのは、2006年、大阪城公園だったと思います。志村正彦さんがいました。当時は個性のつよいバンドだなと思い、そこからじわじわと気になるバンドになっていきました。志村さん亡き後、ギターの山内総一郎さんがボーカル担当になって3人編成に。私は、2019年8月のROCK IN JAPAN FES(国営ひたち海浜公園)で観たのが現時点で最後ですが、今回これを聴いて、また聴きに行きたいなあ、と思いました。
ああ、しばらく夏フェス、行ってなかったんだ・・・。
13 Tears In Heaven(ティアーズ・イン・ヘヴン)
ERIC CLAPTON(エリック・クラプトン)、1992年のヒット曲(全米2位)。1991年に不慮の事故で亡くした幼い息子を悼む詞。いろいろ思い出されました。
クラプトンのライブでも聴きましたが、2012年冬だったか、僕はポーランド南東部の街に仕事で滞在していた時、市街地の路上で、これをカバーして弾き語りしていた人がいました。路上ライブですね。異国の地で、自分が知っている洋楽の曲のメロディが聴けて気持ちが和らいだのを覚えています。
14 Spain(スペイン)
チック・コリアの曲。
チック・コリアの曲といえば?と答えようとすると、これだというのが浮かんでこない自分がもどかしいですが(2021年にお亡くなりになったとき特にそう思いました)、こうして楽曲を聴いて知る機会が得られてうれしいです。
ENC
アンコール1曲目は、美音ちゃん再び登場。
15 Story
AI(アイ)さんの曲。
美音さん、歌い上げる。3曲ありがとう。
そして、かりんとう2人によるライブのラストへ。
16 サバンナダンス~きぬなり~サバンナダンス
このラストは、ライブならではの変則的なところが楽しかったです。
ムーチョの提案で、途中に、先ほど披露した「きぬなり」をはさんで、巧く「サバンナダンス」に戻るのを果たして、本当に即興の、手作り感のある展開が観られました。
終演。
美音ちゃん緊張したと言っていましたが、悠然と歌い上げていました。
大人の無理ないくらいのおしゃれ感と品がある時間を過ごせて、ありがとう。
Ⅱ 北千住にて、美音の声が鳴る
さて、ここからは、美音さんの路上ライブをダイジェストでふりかえりましょう。
当ブログでレポートのなかった、2月から、先日、4月14日までの分です。
①2月4日(日)
北千住20時50分ごろ常磐線で北千住到着。21時半までいることができ、2曲聴けた。
SPOTLIGHT (eill)
ユニーク(AARON)
この日は映画の完成披露上映会と舞台挨拶があったのです。映画は仮面ライダー555の劇場版。本放送から20周年の続編ということでした。それで終演後に北千住まで急いで駆けつけたのでした。2曲でも聴けてよかったです。
因みに、その映画の感想聞きたいですか?聞かない方がいいですよ(・▽・)/笑
最近よくある特撮映画の傾向で、僕は嫌いなパターンなんです。止めときましょうwww
さて、その次に観たのが、2週間後。4日に遅刻だったので、今度はちゃんと観ようと。
②2月18日(日)北千住
しかし、この日は、警察の方に止められてしまいました。北千住では初めてでした。他の路上ライブの人は拡声器で止められていました。
2月19日午前8時27分ポスト。
【美音ちゃんおつかれさまでした。
1 にじいろ(絢香)
2 ハピネス(AI)
3 ユニーク(AARON)
4 I LOVE YOU(クリス・ハート)
5 Wonderland(iri)
7 KissHug(aiko)
8 ブルーバード(いきものがかり)
未完(閉じた傘の絵文字)
2月18日】
③3月17日(日)北千住
この日は、順調でしたね!
3月19日午後9時17分ポスト。
【北千住ありがとう美音ちゃん
3月17日
One more time, One more chance(山崎まさよし)
丸の内サディスティック(椎名林檎)
おもかげ(milet×Aimer×幾田りら(produced by Vaundy))
ユニーク(AARON)
ハピネス(AI)
Story(AI)
SPOTLIGHT(eill)
なんでもないよ(マカロニえんぴつ)
ヒロイン(back number)
ブルーバード(いきものがかり)
にじいろ(絢香)
Wonderland(iri)
恋人ごっこ(マカロニえんぴつ)
One more time,One more chance(山崎まさよし)
ありがとう(いきものがかり)】
※カッコ内にアーティスト名、はこのブログ上で加筆しました
ラストは、リクエストをということで、私が最後らしく、気持ちがいいものを、と思って、ちょうど浮かんできた「ありがとう」を捕まえた!というわけです(笑)
なお、3月24日(日)は、雨のため中止とのことでした。
④4月14日(日)
19時スタート。
1.にじいろ
2.ハピネス
3.明日への扉
4.君がくれた夏
5.おもかげ
6.明日への手紙
7.ハルノヒ
8.I LOVE YOU
9.BLUE ROSE(美音)
久しぶりに北千住路上で、オリジナル曲!
そろそろ、オリジナルやらないのか聞こうかと思ってたところだった(笑)
10.Answer(幾田りら)
今まで北千住で聴いたことなかった曲で、やはりそれだけに!新鮮な気持ちに帰ることができる!
11.ガムシャラ(みゆな)
これも初めて聴きました!いいですね、独特な感じのリズムと音階。
12.KissHug(aiko)
明るい感じのにするか、ザ・歌みたいなのにするか、と聞くので、私は「”ザ”」をリクエストしました。
この日、美音ちゃんは何時になく緊張して音量を気にしがちだったので、ここは最後は歌ったよ~っていう充実感を得てもらいたいと思って、歌い上げるほうを希望したのです。それで、ラストはaikoさんのKissHugになりました。
最近、初夏の陽気が続いて、道行く人の装いも変わって、開放感が新しい空気を呼び起こしたのかもしれません。それがいつになく緊張を招いたのではと勝手に考えています。
・・・とここまでが、17日時点で足跡となったものを記録しました。
2月から書いてなかったのでいつも頭の隅に引っかかっていたのですが、これで、一安心!
美音は、ライブハウスで歌うときには、ダンスをしながらだったりするので、実は路上ライブだけでは、美音の世界は十分わかるものではない。ライブハウスに来ると、ダンスが加わる可能性が高まります。
これからも応援を続けますぞ。
長い旅2024 つづく