2021年、明けましておめでとうございます。
老舗ブログを引き継いだ当ブログが初めて、無事に年を越しました。いろいろな場所やイベントを訪れてレポートすることを通じて、想いを綴るブログです。今年もよろしくお願いいたします。
年末年始は、コロナ禍にあって、ごく短い期間ながら故郷に帰りました。間もなく、Uターンしますが、その前に、新年最初の記事を残そうと思います。
昨日は元日で初日の出を見たり、近所の郵便局へ行ったり、近くの神社へ初詣に行ったりした以外は、どこも寄りませんでした。どこかへ行ったブログとしては、そういう場所へ行ったことにするほかありません。が、行かないで家で何かを読んだりして思いを巡らす時間の大切さを、昨年以来、特につよく感じるようになっています。
もともとこのブログの源流すなわち、私が言う”老舗ブログ”は、スポーツ特にスケート競技会の観戦のレポート用・選手(アスリート)への応援用に起ち上げたものでした。
それから、海外の滞在、転職など、曲折を経る中で、スケート会場からも足が遠のき、選手の顔ぶれも変わっていくにつれて、その源流の景色もまた傍流に追いやって、メインの関心事ではなくなってきていました。
しかし、やはり今でも、スケートの話題にふれると、気になるので、動揺しないように、あえてそういう記事に目を向けるのを避けていたのです。最後に、現地でスケート競技を観戦したのは、2018年12月のことです。
ところが、昨日、2021年1月1日の中日新聞のスポーツ面の記事に、小平奈緒選手の記事があって、その見出しにひきつけられました。
小平選手を中心に、選手を応援してきた私にとっては、驚くことであると同時に、心の中で選手に望んでいた視点だったのです。
【応援されるばかりでなく、人を応援できる人になりたい】
小平選手は、昨年、練習の合間を縫って、台風19号の被災地を訪ね、復興のためのボランティア活動をしていたようです。そこでの支援活動を通して、アスリートには、競技を極める中で、そこで必要な科学的、力学的な論理だけでなく、そこに収まらない心や言葉もまた大切なのだということを実感したということだと読みました。
いよいよその局面に来てくれたか、と思いました。
年月が経つにつれて、アスリートを応援することに限界を感じていたのは、そういった認識の部分が大きかったと思います。正直なところ、スポーツアスリートだけでなく、すべての人に対して、”自分も応援してくれよ、いい加減に”と感じることも増えていました(笑)。
特に、コロナ禍の現状では、スポーツ、役者、はてはアイドルなど、文化事業の表現者たちの仕事は、それがなければ一般の人の衣食住に窮するとは必ずしも言えない類の仕事であるだけに、そういうことに目覚めてほしい、あるいは再認識してほしいという気持ちが、私の中にありました。
このような仕事の人たちは、体を動かしたり発声したりしなければ成立しないがゆえに、現在の情勢には悩むことも多いだろうと想像します。選手は、それだからこそなおさら、”自分が応援する立場になったら”と思う機会に直面したのでしょう。
安全な世の中になったら、ぜひ、また、スケートリンクを訪れようと、あらためて心にとどめたYSHEARTでした。
スピードスケートといえば、髙木美帆さん相変わらずの成長のご様子でうれしいです。
会場に足を運んで応援したいです。昔は、老舗ブログに、”髙木君”と呼んで応援させていただいていました(笑)今も気持ちは応援モードを宿しています。
さて、今朝は、ラジオから、箱根駅伝の往路がスタートしたと聞きました。
”ヴィンセント”が人気のワードに上昇していたので何があったかと(笑)、テレビを見たら(笑)、東京国際大と国士舘大、2人の走者の名前が並んでいました。2021年最初のパワーワードとして歴史に留めそうな予感。
走者も、新型コロナウイルスの危険と、自分自身の競技での心身のコントロール。二重のプレッシャーと戦っているのですね。
みなさん、応援しています。
私も応援されるように、自分のことを頑張ります。
2021年、今年も、コロナ禍を乗り越えて、もっとよい1年にしましょう!