ysheartの長い旅

観戦、観劇、鑑賞をきっかけに感傷に浸る旅の記録です。

#103 ブルーノート東京、渡辺貞夫グループ2023

6月27日・28日は、Blue Note TOKYOブルーノート東京で、ジャズ・サックス奏者の渡辺貞夫さんのライブがありました。私は、27日の2ndステージを観てきました。

 

ようやく、ブルーノートデビュー!

 

渡辺貞夫グループ2023

Sadao Watanabe GROUP 2023

 

渡辺貞夫(サックス、ボーカル)

小野塚晃(ピアノ、キーボード、ボーカル)

養父貴(ギター、ボーカル)

須川崇志(ベース、ボーカル)

竹村一哲(ドラムス、ボーカル)

N'diasse Niang(ンジャセ・ニャン)(パーカッション、ボーカル)

 

Blue Note TOKYOにやってきた!6月27日火曜日の夜。

 

恥ずかしながら、南青山のブルーノート東京、ysheartは初入場です!

2020年にブッカーTのライブを予約したのですが、その時はコロナで中止、

2021年の渡辺貞夫さんのライブはSOLD OUTで観られず(だったと思う)配信で見ました。その年の12月12日、オーチャードホールで、渡辺貞夫さんのライブステージを初めて会場で観て、ライブにじかに足を運んだのは、今回がそれ以来で人生2度目。

 

1年半越しのブルーノートデビュー、感動でした。

(気持ちを整えるため、有給休暇をとって)

 

重い扉を開けると、ジャズ界の歴史的な顔ぶれがお出迎え!

 

重い扉の向こうは、ジャズ音楽の”聖地”!

 

食事して音楽を、というのは、Billboard LIVE TOKYOで何度も体験しているので、大丈夫ですが、それでも少しの緊張が。家計を考えて今回は、軽食にコーヒーですませ、20時半の開演を待ちました。

 

時間になると、私の座るサイドエリアのすぐ斜め後方から、渡辺さんとメンバーの皆さんが登場!ステージに向かって通り過ぎたのには驚いて感動してしまいました。私は、渡辺さんに1~2メートルの場所で拍手して見送ったわけです。

拍手で迎えました。

近くて遠いとはこういうことだ。

「PEACE」で始まるサックスの音は御年90歳!という年齢を超えて洗練されたもの。

 

1. PEACE

 

この冒頭の曲演奏後に、”ウクライナのことがあるので(最初に演奏することにしています)”と。そして、次の曲紹介へ。

 

2. QUILOMBO

3. SANGOMA

4. BUTTERFLY

 

演奏後に4曲目の曲名紹介の後、

”昔ビリー・ホリデイという素晴らしい女性歌手がいましたが、彼女のレパートリーです”と次の曲紹介。

 

5. I'M A FOOL TO WANT YOU

 

チベットの人々への・・・”と次の曲紹介。

 

6. I THOUGHT OF YOU

7. SONG OF MAY

 

”サンバだけど(ちょっとそうでもないので)NOT QUITE”と次の曲紹介。

 

8. NOT QUITE A SAMBA

9. TADD'S DELIGHT

 

”最後は、「イマジン」で”と次の曲紹介。

 

10. メドレー

 IMAGINE

 GIVE PEACE A CHANCE

 

この2曲目のサビで、渡辺さんをはじめメンバー全員のボーカル。特に、渡辺さんの歌唱が聴けるとは思わなかったので、「え!歌うこともあるんだな」とうれしくなりました(←)。

 

11. HARAMBEE

 

ここでも、全員でボーカル。この曲はおなじみですが、前に見た時も歌っていたかは、すみません素人の私、記憶が定かでありません。しかし、うれしいことです。

 

ステージで、メンバー全員で肩組んであいさつ、そして、さっき入場してきた動線、私に近い動線を通り過ぎてから、渡辺さんと小野塚さんはアンコールに応えて向きを変え、ふたたびステージへ。

 

ENC

12. CARINHOSO渡辺貞夫小野塚晃

 

そして、90分超のステージを終えて、さっき往復した動線を通り過ぎていくお二人でした。

 

なお、以上のセットリストは、自分の会場での記憶をもとに、帰宅後にネット上のセットリストサイトで照合させたものです。南青山へ来る前には、同じサイトで、つい先日の大和市でのライブも参照しました。

 

☆☆☆☆☆

参考:大和市 やまと芸術文化ホール(6月25日)

1. PEACE

2. RENDEZVOUS

3. ONE MORE TIME

4. BASIE'S AT NIGHT

5. ONLY IN MY MIND

6. FIREFLY

7. ALALAKE~LOPIN'

8. TEMBEA

 

9. QUILOMBO

10. SANGOMA

11. BUTTERFLY

12. I'M A FOOL TO WANT YOU

13. I THOUGHT OF YOU

14. SONG OF MAY

15. NOT QUITE A SAMBA

 

メドレー

IMAGINE

GIVE PEACE A CHANCE

 

アンコール

#1 HARAMBEE

#2 CARINHOSO

☆☆☆☆☆

 

とても貴重な時間を過ごせました。

渡辺さんについては、自分は子供のころテレビで見て聴いただけでしたが、こんなビッグネームの人と同じ時代に生きて、ライブを観ない手はない!と思い―最近は特にそういう意識で、観に行くライブを決めています―観に来ました。同時にジャズライブ会場のデビューも果たせて贅沢なしあわせだなと思いましたよ。

 

19時半ごろの空に、月が。

 

以上、《ysheartの長い旅》2023年上半期、最後のライブ・コンサート系記事は、日本を代表するジャズプレーヤー、ナベサダこと渡辺貞夫さんのライブで締めくくりました。

それでは、また!