ysheartの長い旅

観戦、観劇、鑑賞をきっかけに感傷に浸る旅の記録です。

#101 オケトーのPentagon、渋谷CLUB QUATTRO

梅雨入りしてから最初の土曜日、渋谷CLUB QUATTROへ行って、THE ORCHESTRA TOKYOのライブを観ました。

 

2023.6.10 THE ORCHESTRA TOKYO TOUR 2023"Pentagon"

 

アイドルだけでなく多くのジャンルで訪ねる場所、渋谷CLUB QUATTRO

 

平澤芽衣裕木真生、流川乃莉子、大石花音、楠ろあの5人新体制になってから初のツアー。5人だからペンタゴン、ということですね。大阪、名古屋、G7開催の広島、そして、今回がツアーファイナル、東京でした。

私は、何度か(特に2022年は)オケトーの現場に足を運んできたので、新参ファンではないのですが、主なアイドル現場と位置付けて多数回来ていたわけではないので、いまだに新参のような動きをしております。今回は、5人にとって大事なツアーだったので、私も見届けに来ました。

 

渋谷CLUB QUATTROのおなじみのホール内は、今回もスタンディング客で満員。そして、前方に柱があって、後方からだと見えなくなる箇所があるし、私の右手前にも柱があって、今回右にあったスクリーンを(オープニング時に)見るのに苦労して観ました。これは遅くに来た僕がダメなのです。

 

今回は静止画撮影可能、動画はある1曲のみ撮影可能。

 

18時開演で、20時頃終演。全20曲、無駄のない疾走感で駆け抜けた2時間は、そのまま、これまでのツアーの道のりを象徴しているかのようであり、素晴らしいステージでした。今回の衣装は、水色を基調にして金色も入っていたりする、流川さんの言葉によれば”夏”の仕様で、”風通しが”いい衣装。たしかに、この時期観ているほうも涼しく感じさせてよい色柄です。

平澤さんの衣装は特に軽快な感じで、ライブ中、右脚を宙に蹴り上げる姿がかっこよかったです。

 

以下、自分が現地で把握した曲目を、後で公式ツイッターにて公開されたものと照合・確認の上、セットリストを記しておきます。(自分が現地で確定しかねた曲目については、公式を参照して記しました。自分が確定できないダメさ加減の問題点は後でその傾向と対策について付記します)

 

SE:Pentagon

 

1. Cloud 9

2. ACT

3. PROGRESS

4. DANCING MONSTER

5. ハニートラップ

MC

6. マーメイドオーシャン

7. SONIC MOVE

8. Cheeeeers!

9. メトロノーム

10. LiP

11. ESCAPiSM

MC

12. Fairy Land(新曲)

13. 螢

14. STRiNGS

15. Checkmate

16. RIOT PARTY~intro piano ver.~

ENC

※公式によると、SE:鼓動 とあります。

17. ROUTE MYSELF

18. FAMiLiAR

19. 桜音

MC

20. Be BRIGHT

EndSE

 

 

「Cloud 9」は、「ACT」に似た傾向のある、比較的新しい曲ですが、パワフルな振付もあって、ファイナルの幕開けに相応しく、そこから、以前からなじみのある「ACT」にスピード感をもってつないでゆく流れが良かったです。

 

僕は、以前から一貫して、自分の好きな曲ベスト3と問われれば、

1位 ACT

2位 マーメイドオーシャン

3位 ESCAPiSM

と答えていますが、

4位があるとすれば、今回4曲目の「DANCING MONSTER」です。

 

曲調も、振付が多様ながら覚えやすいのと、短い中に展開が詰め込まれているのが面白く、今回序盤で「ACT」「DANCING MONSTER」が来たことで、心のうつな雲が取り払われて、ステージに集中できる気持ちになりました。※ここのところ日常がしんどいものでね。

 

MCの後、動画撮影この1曲のみOKは、私が2番目に好きな(しかし、限りなくいちばん好きな)壮大で透明感の豊かな「マーメイドオーシャン」。だめなカメラで動画をおさめましたが、やはり最後のほうはステージをこの目で見届けました。僕の中では、オケトーの最高の世界線を表す1曲ですから。

 

個性的なので印象に残る楽曲「SONIC MOVE」、なぜか安心して落ち着く(←( ̄ー ̄笑)「メトロノーム」(たぶん、好きな曲だとすれば第5位になるかもと思う)などを経て、「ESCAPiSM」!この曲は曲自体もいいが、振付が芸術的で優れているのです。こういうのができるアイドルグループは、私の世界内には今のところ存在しません。

 

12曲目は、流川さんのMC曲紹介で、新曲!ドキドキさせるわ。

本編は大きな代表曲が終盤にきて16曲で終了、そしてアンコールへ。

最後は、楠ろあさんがセンターにきての曲紹介で「Be BRIGHT」。終演。

 

そうだ。ステージで、印象的だったのは、やはり、前方の視界を邪魔する柱に関連してですけど(←気難しいぞysheart;)、いえ、変な話じゃありません。

ライブ演奏中、どうしても、メンバーの一人くらいが、柱の向こうに見えなくなるのですが、時々、こちらから向かって柱の左側(最もしもて)にひょっこりと、芽衣ちゃんが見えてくれたのが、可愛くて、うれしかったです。(←それだけです( ̄ー ̄)

 

ところで、MCでの告知によると、9月26日のワンマンライブは新宿BLAZE。

初年度に限定キャパだった(コロナ禍で)のが、今度はフルキャパとのことでした。

 

9月オケトーのワンマンライブは、新宿BLAZEにて。

 

少しずつ課題・目標をクリアしていけるのは結構なことです。

が、私は個人的には、今後より大きな会場でやっていってほしいと願っております。

ライブハウスなら、Zeppクラスの会場で行ける内容だと思うし、アリーナクラスの会場で、よき伝説を残してもらいたい気がします。

ツアーをやって、全国レベルで知名度も上がっていくと思うので是非と願います。

私が願ってもしょうがないですが。

 

特典会は、極力早く、芽衣ちゃんの列に並んだつもりですが(毎回列の長さが壮絶なので)それでも、私は決して前方ではありませんでした。話せる時間も本当に短い。前回観た時の『FAVE』への名前入れのお礼と、暑かったけどいま寒いねみたいな話;

しかし私にしては前回以来早めにお会いできてよかったです。

流川さんともあいさつして、ツアーおつかれさまでしたと申し上げ、会場を後にしました。

 

自分には海賊船に帆を張るような、冒険的なイメージがある。

 

会場のクアトロ内は、横断幕(上の写真、海賊船に帆を張るようなアドベンチャーなスケールを感じさせた)や、お花(下の写真は真ん中にあったお花。センスのいいプレートと花の色の飾り方)や、9月ワンマンのポスターなど、さながら、躍進の息吹を感じるためのミュージアムのようなオケトーの空間を堪能しました。

 

センスのいい花とプレートの飾り方。

 

エレベーターは禁止ですというスタッフの無機質な声に見送られて階段を降り、渋谷の鬱陶しい雑踏から消えてゆく、ファンの端くれの私でした。

 

綱渡りの生活が続くysheartのライブレポートでした。

この苦境の中、それなりにライブレポして応援の体裁ができる私の行動力は称えていただきたいものです。では、雨が降りそうなよくわからない天気の東京から、よき日曜日とならんことを。