先ほど21時過ぎに、有明アリーナでのライブコンサートから戻ってきました。今回の洋楽ライブレポートは、ロッド・スチュワートでした。
ROD STEWART
Live in Concert, One Last Time
有明アリーナ
2024年3月20日(水・祝)
15時30分開場、17時開演
この会場に来ること自体が初めてで、節約のため、豊洲駅から少し歩いてきました(新豊洲の方向から向かいました)。
私はロッド・スチュワートと生まれた月日が同じなのです(! 謎に気に入っている点がこれ 笑)。
女好きだが明るい人間(←)という印象、また、音楽的にも、ハスキーな声を幅広い音楽に活かし、ハードなロックに向かいすぎず、スコットランドの民族音楽の雰囲気さえ垣間見えるところなどが良いです。80年代は『ロッド・スチュワート』(1986年)『アウト・オブ・オーダー』(1988年)あたりからビルボードHOT100上位にヒットを出していましたが、あの時期に、私の中のロッドの印象が築き上げられた気がします。
しかし、そのわりに、レコードやCDを集めたわけでもなく、ロッドのライブ実は今回が初めての観賞となります(調べたら、前回の来日公演は2009年と、少し久しぶりになるのですね・・)。
ロッド氏も現在79歳。最近は、レジェンドもしくは私がリアタイで聴いたアーティストたちの訃報が続いているので、今回最後になるかもしれず、観に行くことにしたのです。チケット代20000円は、ずしっと来ますが。
以下、セットリストですが、知識と調査が追いつかず、ざっとなのでご容赦願います。
直近の北米ツアー及び、シンガポールの公演も参照しました。
今回は、本編が、女性グループの2曲以外では19曲、アンコール2曲、だったと思いますが、記憶がはっきりせず、その計算と矛盾したセトリになっています。
setlist.fmのサイトには早速セトリが出ていますので、そういった方面を信じていただければと思います。ここは、私個人の趣味のサイトなので、私自身が確信持てないものにならうことはできかねるんです。
01 Infatuation
02 Ooh La La
03 This Old Heart of Mine
04 It's a Heartache
05 Forever Young
06 Have You Ever Seen the Rain?
07 Baby Jane
08 The First Cut Is the Deepest
09 Maggie May
10 I'd Rather Go Blind
※ここで1曲入っているかもしれないので以下、曲順の番号を繰り下げます。
12 Young Turks
13 Downtown Train
☆ここで女性グループの歌
14 Some Guys Have All the Luck
15 I Don't Want To Talk About It
16 You're in My Heart(The Final Acclaim)
17 It Takes Two
18 Have I Told You Lately
☆ここで女性グループの歌
19 Da Ya Think I'm Sexy?
ENC
20 Sailing
21 ※曲名調べ中です。
終演は、21時過ぎ。
規制退場でしたが、それにしてもエントランスまでが異様に長かったですね。
今後もう少し何とかなりませんかね。安全のためとはいえ、効率が悪すぎます。
さて、ロッド氏、年齢からくる声の衰えを心配しましたが(キーを下げていた曲もあったのはやむを得ない)、ロックよりもソウルフルに、往年の歌手のカバーや、クリスティン・マクヴィー、ティナ・ターナーらへの追悼の想いが伝わる選曲で、よいライブになったということかと思います。
この方は、カバー曲が多いですが、カバーすると、ロッド・スチュワートのオリジナルのように聞こえるところが良いですね。
僕にとってのハイライトは、前半の3曲目「ディス・オールド・ハート・オブ・マイン」、5曲目「フォーエヴァー・ヤング」、後半の「ダウンタウン・トレイン」、それから、ティナ・ターナーの顔写真がスクリーンに出てからの「It Takes Two」あたりです。80年代後半のヒット曲、あと、ティナは、僕自身が年齢を重ねるごとに、その良さが感じられて、アイク&ティナ・ターナー時代の曲も最近聴くようになっているので(会場で開演前に1曲流れていました)。
欲を言えば、80年代後半の曲ももう少し聴きたかったです。「エヴリ・ビート・オブ・マイ・ハート」は間奏でバグパイプの音色が堪能できる、80年代のパワーポップバラードであるし、「ピープル・ゲット・レディ」は、日本の自動車CMで使用されロッド自身も出演されたわけですが、曲自体は、1985年のジェフ・ベックのアルバムに収録されていますが、いいバラード曲です。
夏フェスでもいいので、また来日してほしいです。
洋楽が、音楽好きな私にとって最大の活力源であることを、今回のライブは再認識させてくれました。
長い旅2024 つづく